奥平大兼

 嵐莉菜(18)、奥平大兼(18)、アラシ・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデー、川和田恵真監督が7日、都内で行われた映画『マイスモールランド』公開記念舞台挨拶に登壇した。

 在留資格を失い、普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の在日クルド人の主人公サーリャ(嵐莉菜)が、理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し、成長していく物語。世界三大映画祭のひとつ『第72回ベルリン国際映画祭』で日本作品初の「アムネスティ国際映画賞」特別表彰を受けた。

 サーリャが心を開く相手・聡太を演じた奥平は、デビュー作となった『MOTHER マザー』(2020年)以来、2度目の映画出演。「映画で始まった身なので、映画の世界に戻ってきたような感覚で嬉しかった。成長した一面を見せられたら」

 思い出に残っているシーンは、サーリャと聡太、サーリャの弟・ロビンと絵を描く場面。「大きな木を描いて、どの色を付けていくかみんなと話し合って。リオンくんはお絵描きシートで書いていて、楽しい思い出だった」。リオンくんも「覚えています。楽しかったです」。

 この日は、川和田監督が在籍する映像制作者集団「分福」を率いる是枝裕和監督が川和田監督に手紙を寄せた。奥平は「公開日が近づけば近づくほどこの映画を考える時間が増えていきました。この映画に携われて幸せです」と感謝した。

 18歳の奥平と5月3日に18歳となった嵐は、民法改正による成年年齢引き下げて新成人となった。奥平は「自分は成人している実感はないです」としつつも今年春に高校を卒業したことで深夜撮影が可能になり「日をまたいで撮影する機会があって、眠いなと。大人はすごいなと思いました。僕も頑張ります」と笑った。

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