彗(奥平大兼)が自ら志願「開発リーダーやれたらなって」
「いつか、無重力の宙で」
俳優の奥平大兼が出演中のNHK総合・夜ドラ『いつか、無重力の宙で』第24話が10月16日に放送された。
夜ドラ『いつか、無重力の宙で』は、高校時代、「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女子4人組。大人になってそれぞれの道を歩む中、ふと忘れていたかつての〈夢〉と再会した。「超小型人工衛星だったら...今の私たちでも宇宙を目指せるかもしれない...!」あの頃の自分に背中を押されて、いま2度目の青春が始まる――。
奥平大兼が演じる金澤彗は飛鳥たちがよく行くファミレスでバイトをしている大学生。大学では宇宙工学の研究室に所属している。成績はずば抜けて優秀だが、他人とコミュニケーションを取るのは苦手。そのため研究室では、ややなじめずにいるが、本人は特に気にしていない。なんなら、人と関わることは「時間の無駄」だと思っている節がある。そんな孤独を好む彗だが、バイト先に頻繁にやってくる飛鳥たちが、素人ながら人工衛星を打ち上げようとしている無謀さにあきれ、ついつい口を出してしまう。
前回までのあらすじ
飛鳥(木竜麻生)たちの人工衛星開発が止まったまま数日が経過した。
そんな中、ひかりの母・朝子が飛鳥たちを訪ねてやってくる。
そしてひかりが高校生の時に書いたという遺書を受け取り、周・晴子と一緒に読む。
ひかりの遺書を読みながら飛鳥たちは、高校時代の自分たちが過ごした日々を振り返る…
第24話:10月16日(木)放送
少しずつ前を向けるようになってきた飛鳥(木竜麻生)たち天文部の3人。
2024年9月、久しぶりに天文部の部室に集まる天文部の3人と彗たち大学生。
飛鳥らは立ち止まる時間をくれたことをお礼する。
いつまでも立ち止まっていてはひかりに怒られてしまう、常に夢に全力で突き進んだひかりみたいに自分のやりたいことに精一杯向き合わないとと思ったことを伝える。
しばらく立ち止まっていた飛鳥を心配していた彗(奥平大兼)だが、気持ちを新たにした飛鳥の言葉を聞き、自分もできることを全力で頑張ろうと心に決める。
みんなで話し合い、人工衛星開発を再始動することにした飛鳥たち『OSUMI TENMON CLUB』。
さらに飛鳥の提案で人工衛星の名前を「ひかり」にすることとなった。
それぞれの部品を一度組み立てることにした飛鳥たち。
苦戦しながらも彗も協力して何とか形になった。
彗のすっかりプロジェクトチームの一員となっている。
エンジニアリングモデルと呼ばれる、開発の第2段階にステップを進め、徐々に衛星が形になっていく。
皆が組みあがった人工衛星を見て歓喜していると、1回おさまっただけだからとすぐに解体しようとする彗。皆に余韻に浸らせてと止められる。
皆が帰り、部室に残った飛鳥と彗。飛鳥は改めて「休んだ方がいい」と言ってくれた彗にお礼をする。
「開発リーダーやれたらなって、、、」と飛鳥に伝える彗。
「日比野さんの代わりにはなれないけど、俺にもできること、色々考えて、どうかなって」
「だめですかね」という彗に飛鳥は、
「全然ダメじゃない、ありがとう」と笑顔で答える。
「人と一緒に何かをするのが怖い」と言っていた彗が、飛鳥たちと人工衛星プロジェクトに取り組むことで少しずつ変われてきている様子。より本格化してきた人工衛星プロジェクト。
開発リーダーとなった彗はどのように向き合っていくのか、、、
番組概要
【NHK公式】夜ドラ「いつか、無重力の宙で」
【出演】木竜麻生・森田望智・片山友希・伊藤万理華・奥平大兼 ほか
【語り】柄本佑
【放送】2025年9月8日(月)午後10時45分放送開始<総合>
毎週月~木 [総合] よる10時45分 各話15分 <全32話/8週>
【作】武田雄樹
【音楽】森優太
【主題歌】吉澤嘉代子「うさぎのひかり」
【スタッフ】制作統括:福岡利武
プロデューサー:南野彩子
演出:佐藤玲衣、盆子原誠、押田友太

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