佐野勇斗

 佐野勇斗が、7月スタートのフジテレビ系ドラマ『テッパチ!』に出演することがわかった。自衛官候補生で爽やかな好青年を演じる佐野の真骨頂が期待される。役作りのために10キロ以上増量。肉体美にも期待だ。

 陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描く。未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙...など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは...」と悩みながらも奮闘していく。防衛省の全面協力のもと、車両やヘリコプターなども実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用することでリアリティを追及する。

 佐野勇斗が演じるのは、主人公・国生宙(こくしょう・ひろし/町田啓太)の自衛官候補生の仲間・馬場良成(ばば・よしなり)。馬場は学生時代、吹奏楽部でトランペットを担当し、部活動に励んでいたが、大学卒業後は音楽から離れ一般企業に就職。ある日、街中で自衛隊音楽隊が演奏しているのを目にすると、音楽に携わりたいという思いが再燃する。音楽隊への憧れを捨てきれない馬場は、思い切って会社を辞めることを決意。しかし、職場の上司に辞表を渡すと、「たった一年で辞めるなんて、そんなヤツどこへ行っても続かないし、自衛隊に入ったからって、音楽隊に配属されるか分からない」と言われてしまう。だが、音楽隊に魅了された馬場は諦めきれず、「自衛隊に懸けてみたい!」という強い意志で自衛官候補生への道に進むことに。

 馬場は真面目で心優しい性格の持ち主。宙より年下だが、誰よりも思いやりがあり、個性強めな自衛官候補生たちの中で“緩和剤”となっていく。しかし、座学は優秀だが、優しすぎるが故にそれが欠点になってしまうことも…。適当な気持ちで入隊してきた破天荒キャラの宙とは、真逆な馬場だが、2人は時間がたつにつれ絆も深まり、宙と馬場はお互い、誰よりも頼れる大切な存在になっていく。青年たちが“陸上自衛隊”という天職に出会ったことがきっかけで、大切な仲間と出会い、友情に芽生え、時には恋をし、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気付き、少しずつ成長していく。

 さまざまな事情で“やけっパチ”な考えで入隊した青年たちが、自衛官にとって身を守る鉄帽=“テッパチ”をかぶるにふさわしい一人前の自衛官になったとき、未熟で“やけっパチ”だった人生が、本物の“テッパチ”人生へと変わっていく。

 佐野は、2018年公開の映画『ちはやふる-結び-』で主人公の一風変わった後輩を演じ、高い演技力が評価され、第28回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。その後も、『ドラゴン桜 第2シリーズ』や『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(共に2021年/TBSドラマ)などの大ヒットドラマに出演し、注目を浴びる。さらに、人気ドラマ『真犯人フラグ』(2021~22年/日本テレビ)でも、悪人と善人の顔を持つ役を見事に演じ分け、佐野の存在感ある演技力に話題を集めた。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続ける、大注目の人気俳優・佐野は、今作がフジテレビ系の連続ドラマ初出演。さらに、町田と佐野は今作で初共演となる。

 今作のために佐野は、「肉体を作るために10キロ以上増量しました。体を
見せるシーンも多くあるので、注目してほしいです(笑)!」と明かした。また、「キャスト・スタッフ含め、ものすごく気合が入っております!熱く、面白く、泣ける。そして、男たちの肉体美が光る!そんな作品になると思います。ぜひ、楽しみにしていて下さい!」と視聴者へ熱いメッセージも寄せた。

佐野勇斗:コメント

 フジテレビさんの連続ドラマは初めて出演させて頂きますが、オファーを頂いた時、陸上自衛隊の物語と聞き、“すぐにやりたい!”と思いました。友情・汗・涙といった熱い作品がすごく好きなので、キャスト・スタッフの皆さんと熱い夏を過ごせるのがすごく楽しみです。僕の陸上自衛隊のイメージは、日々すごくつらいトレーニングをしているというイメージでしたが、今作を通して、陸上自衛隊の事を知れば知るほど、“素晴らしい職業なんだ”という事を感じます。今作は、コメディー要素も多い内容になっているので、見て下さる皆さんが少しでも陸上自衛隊に興味を持って下さるような作品が作られたらと思います!また、肉体を作るために10キロ以上増量しました。体を見せるシーンも多くあるので、注目してほしいです(笑)!キャスト・スタッフ含め、ものすごく気合が入っております!熱く、面白く、泣ける。そして、男たちの肉体美が光る!そんな作品になると思います。ぜひ、楽しみにしていて下さい!」

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