映画化が決定したNEWS加藤シゲアキの処女小説「ピンクとグレー」(角川文庫)

[写真]NEWS加藤シゲアキの処女小説が映画化決定

映画化が決定したNEWS加藤シゲアキの処女小説「ピンクとグレー」(角川文庫)

 NEWSの加藤シゲアキ(27)が2012年1月に刊行し、累計発行部数16万部のヒットとなった処女小説『ピンクとグレー』(角川文庫、2012年1月刊行)が、行定勲監督により映画化されることが決まった。2016年に公開される。

 芸能界での活躍を夢見て友人と上京するも現実の厳しさに直面し、友人の成功を目の当たりしながら葛藤する主人公の河田大貴役にHey! Say! JUMPの中島裕翔(21)が決定。「半沢直樹」「水球ヤンキース」などTVドラマで若手注目株として活躍する彼が、映画初出演にて初主演を務める。

 また、河田とともに、芸能界という荒波の中で熱くも危うい青春を演じる共演キャストに、『そこのみにて光輝く』『海月姫』の菅田将暉、『天然コケッコー』『海街Diary』の夏帆、『ランウェイ☆ビート』『銀の匙 Silver Spoon』の岸井ゆきの、『誰も知らない』『最後の命』の柳楽優弥が決定。

 若き実力派俳優達の競演と、国内外50もの賞に輝いた『GO』以来のストレートな青春映画に挑む行定勲監督との化学反応が期待される。

 映画化にあたっては、行定監督と脚本・蓬莱竜太のアイデアにより原作を大胆にアレンジして再構築。小説では描かれなかったエピソードも描かかれる。

加藤シゲアキ「映画化されるなんて夢にも…」

[写真]NEWS加藤原作映画に主役にHey! Say! JUMP中島裕翔

NEWS加藤シゲアキ原作の映画「ピンクとグレー」に出演するキャスト(C)2015『ピンクとグレー』製作委員会

 今回の映画化決定に加藤シゲアキは「5年前に小説を書いたときは、映画化されるなんて夢にも思っていませんでした。行定監督の作品は好きで良く見ていたので、自分の世界観が行定監督の手で表現されるのはとても光栄で、心から楽しみです」とコメント。

 また、ジャニーズの後輩でもある中島が主役を演じることについては「自分を投影した小説を、後輩が演じてくれることはあまりない機会ですが、中島君ならできると信じています。愛情を持って取り組んでもらって、作品の一部になってくれればうれしいです」と期待を寄せた。

 主演を務める中島裕翔は「映画に初出演であると同時に初主演を務めさせていただくということで、全く実感が湧かずどこか他人事の様に驚いています。行定監督の作品は好きな作品ばかりで、ご一緒できるのはすごく嬉しいです」と喜んだ。

 また、「周りの出演者の方々もお芝居がとてつもなく上手な方ばかりなので、飲み込まれないようにしっかりと自分の力を発揮し、あくまでも楽しんで今まで見せてこなかった顔を出せていければと思います」とも語り、初主演作への意気込みを見せた。

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[写真]NEWS加藤原作映画に主役にHey! Say! JUMP中島裕翔

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