奥平大兼が演じる宙:『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』(日本テレビ)

 奥平大兼が出演する日本テレビ系情報番組『ZIP!」内で放送される朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』。第16話が22日、第17話が23日に放送された。※ネタバレを含みます。

 3月22日、宙(奥平大兼)は隕石衝突回避の最後の手段として世界が共同で打ち上げた、隕石爆破の爆弾を積んだ宇宙船へのアクセスコードの解読を試みていた。

 しかし世界の天才たちに解読できなかったものが一般の男子高校生に解読できるわけもない…お手上げの宙。そのスマホに一通のメールが届く。

 メールの送り主を未希だろうと思った岳と拓馬は宙に対して“未希が宙を好きだと言っらどうするのか“と未希への想いを問いただす。

 だが宙は「向こうが自分のこと好きだって信じ続けないといけない、俺はそう思い続ける自信がない」と胸の内を打ち明けた。そして宙は親友2人にある嘘をつく。

 メールは親からで、「最後の 1 日はさすがに一緒に過ごそう」という内容だったと。

 本当はこんなときにも1通も連絡をよこさない両親。それに対して、数日お世話になった親友の家を“なんて愛情に満ち溢れた場所だ“と感じていた。

 そう思えば思うほど「本当は家族だけで話したいことがあるだろう」、「大好きな2人の邪魔だけは『したくない』」と想いが募った。

 3月23日、祖父母の家に引っ越した未希(南沙良)は宙からの着信を出ることができなくなっていた。そんな未希の元に佐藤開(西岡星汰)がやってくる。

 「椿木宙の電話にでろ。お前は『後悔を恐れて後悔』をしている」と。開の行動に突き動かされた未希は両親に『したい』ことのために前の家に戻りたい、と打ち明ける。

 3月31日、隕石到着まで残り0日。いつもの場所で1週間前とまったく同じ体勢で空を眺める宙。「やっぱりここにいた。」と宙の元にやってくる未希は「これでサヨウナラかもしれないから。その前に、『したいこと』があるんだ」と決意を表する。

 親友を想い、1人になった宙と、告白の決意を胸に帰ってきた未希。地球最後の日、2人の想いの行く末は…。

 いよいよクライマックス。宙が下す決断に注目だ。

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