年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ 2021」の受賞者が出演するスペシャルイベント「MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-」が25日、都内某所で無観客で開催した。「MTV VMAJ」は、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワードで、今年で 20 回目を迎えた。この1年に世に送り出された数々のミュージックビデオの中から、18部門の最優秀作品と8部門の特別賞を選出。さらに受賞作品の中から、年間で最も優れた作品「最優秀ビデオ賞」を決める一般投票を、10月29日~11月17日の期間、オフィシャルサイトで受け付けた。

 25日開催した「MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-」には、各部門の受賞アーティストが出演し圧巻のステージを披露したほか、最も投票を集めた作品に贈られる「最優秀ビデオ賞」が発表された。

トップバッターを飾ったのは「ライジング・スター・アワード」を受賞したBE:FIRST。デビュー曲「Gifted.」とプレデビュー曲「Shining One」をレーザービームが乱れる演出の中、それぞれの持ち味を存分に発揮した迫力のあるダンスを披露した。

BE:FIRST(撮影=(C)岸田哲平)

「最優秀振付け賞」を受賞した三浦大知は「Backwards」で怒りを表現した激しいダンスを披露。これまでに6度の VMAJ 受賞歴を誇るスーパーエンターテイナーの芸術的なステージングと歌声を今年もVMAJに轟かせた。

三浦大知(撮影=(C)岸田哲平)

 「MTV・ポップ・ザ・ワールド・アワード」で VMAJ 初受賞を獲得した乃木坂46は「インフルエンサ ー」「シンクロニシティ」「最後の Tight Hug」の3曲をパワフルなパフォーマンスで披露した。

乃木坂46(撮影=(C)岸田哲平)

「最優秀ロックビデオ賞」を受賞した緑黄色社会は歌詞に気持ちが込められた「LITMUS」を披露し受賞に ふさわしいステージで会場を魅了した。

緑黄色社会(撮影=(C)岸田哲平)

 続いて、「最優秀ポップビデオ賞」を受賞したmiletは光が差し込むような印象的な照明演出の中で「Ordinary days」を披露。

milet(撮影=(C)岸田哲平)衣装協力:EMPORIO ARMANI / MILAMORA

 「最優秀ラテンビデオ賞」を受賞したTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE が「HEATWAVE」「SILVER RAIN」の2曲を炎揺らめくステージで情熱的なパフォーマンスを魅せた。

THE RAMPAGE(撮影=(C)岸田哲平)

 「最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞」を受賞した櫻坂46は「BAN」と「流れ弾」の2曲を披露し、「流れ弾」では裸足でパワフルに踊る姿をパフォーマンス。

櫻坂46(撮影=(C)岸田哲平)

 また2年連続で賞を獲得したNiziUが、今年はカラフルでレトロな要素を取り入れたコーディネートで「Take a picture」「Chopstick」を披露 し、受賞した「ベスト・バズ・アワード」の喜びを語った。

NiziU(撮影=(C)岸田哲平)

 「最優秀楽曲賞」を受賞した優里は、まるで天空にいるような幻想的なステージで受賞曲「ドライフラワー」を熱唱。

優里(撮影=(C)岸田哲平)

 続いて、昨年に今後大躍進が期待される新人アーティストに贈られる賞「ライジング・スター・アワード」を受賞したJO1が今年、見事に「最優秀ダンスビデオ賞」を獲得し、受賞曲の「REAL」 と MV が公開されたばかりの新曲「僕らの季節」を披露して成長した姿を VMAJ のステージで証明した。

JO1(撮影=(C)岸田哲平)

 今年、「最優秀アートディレクションビデオ賞」を受賞し、3年連続で受賞の栄誉に輝いた日向坂46は 新曲「ってか」と「君しか勝たん」の2曲を披露。

日向坂46(撮影=(C)岸田哲平)

 日向坂46の歌姫として歌唱力に定評がある齊藤京子は今年新設された特別賞「Daisy Bell Award」の受賞曲、柊キライの「ラブカ?」を歌唱パフォーマンスした。

齊藤京子(撮影=(C)岸田哲平)

 そしていよいよ、「最優秀ビデオ賞」の発表。各部門の受賞者の中からもっとも投票数の多かった作品に贈られるこの賞には Official髭男dism「Cry Baby」が受賞し、喜びのコメントが寄せられた。

 あらゆるジャンルのアーティストが出演した「MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-」の模様は、MTVで12月18日(土)19時より放送、同時にHuluでも配信する。(再放送あり)

受賞作品

■ 最優秀ビデオ賞:Official髭男dism「CryBaby」
■ 最優秀邦楽ソロアーティストビデオ賞:星野源「不思議」(林響太朗)
■ 最優秀洋楽ソロアーティストビデオ賞:BILLIE EILISH「Happier Than Ever」(Billie Eilish)
■ 最優秀邦楽グループビデオ賞:Official髭男dism「CryBaby」(新保拓人)
■ 最優秀洋楽グループビデオ賞:BTS「Butter」(Yong Seok Choi (Lumpens))
■ 最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞:櫻坂46「流れ弾」(池田一真)
■ 最優秀洋楽新人アーティストビデオ賞:OLIVIARODRIGO「DriversLicense」(MatthewDillon
Cohen)
■ 最優秀邦楽コラボレーションビデオ賞:millennium parade × Belle「U」(MARGT)
■ 最優秀洋楽コラボレーションビデオ賞:COLDPLAY X BTS「My Universe」(Dave Meyers)
■ 最優秀ロックビデオ賞:緑黄色社会「LITMUS」(林響太朗)
■ 最優秀オルタナティブビデオ賞:ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」(はなぶし)
■ 最優秀ポップビデオ賞:milet「Ordinary days」(黒柳勝喜)
■ 最優秀ヒップホップビデオ賞:SKY-HI「To The First」(Creative Collective F A T I M A)
■ 最優秀ラテンビデオ賞:THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「HEATWAVE」(久保茂昭)
■ 最優秀ダンスビデオ賞:JO1「REAL」(新宮良平)
■ 最優秀アートディレクションビデオ賞:日向坂46「ってか」(新宮良平)
■ 最優秀視覚効果賞:Vaundy「しわあわせ」(児玉裕一)
■ 最優秀撮影賞:アイナ・ジ・エンド「金木犀」(林響太朗)
■ 最優秀振付け賞:三浦大知「Backwards」(須永秀明)

特別賞

■ 最優秀アーティスト賞:YOASOBI
■ 最優秀楽曲賞:優里「ドライフラワー」
■ 最優秀アルバム賞:Official髭男dism「Editorial」
■ MTV・ポップ・ザ・ワールド・アワード:乃木坂46
■ ベスト・バズ・アワード:NiziU
■ ライジング・スター・アワード:BE:FIRST
■ MTV・ブレイクスルー・ソング:Ado「うっせぇわ」
■ デイジー・ベル・アワード:柊キライ「ラブカ?」

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