マーベル・スタジオが贈るオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が11月24日17時からディズニー公式動画配信サービスDisney+独占で日米同時配信される。

 クリスマスまでの6日間を1日1話、全6話で描く本作。神級の弓技を武器に戦う<アベンジャーズのオリジナルメンバー>でありながら、妻と子を愛する“ごく普通の父親”の一面も持つホークアイ=クリント・バートンを主人公に描く。

 ヒーローと父親という立場に迷うなど、単に“強いだけのヒーロー“ではない男を演じるジェレミー・レナーについて、アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.や、ブラック・ウィドウを演じたスカーレット・ヨハンソンら<アベンジャーズ創設メンバー>が口をそろえて、彼の見事な演じっぷりを絶賛。

 「機敏なアクションを演じられる肉体を持ち、かつ繊細な演技ができるジェレミーでなければ、深み溢れるヒーローは生まれなかった」とさえ言えることがわかった。

 アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウとともに、神級の弓技を武器に敵へと挑んでいくヒーローのホークアイは、数々の戦いにおいて、弓を使った多彩すぎるテクニカルな戦闘を披露してきた。

 生身の身体を駆使したアクションにも挑んできたジェレミーは、「ホークアイを演じるうえでは、筋骨たくましすぎる肉体ではなくて、細身で機敏な体格が望ましかったんだと思う。弓については、アーチェリーの先生に教えてもらいながら練習していたよ」と、キャプテン・アメリカやハルクとも違う、スーパーパワーを持たないヒーローだからこそ求められたことや、専門的なトレーニングについて打ち明ける。

 ヒーローである一方、愛する家族と平和に暮らすことを願う父親としての一面も持つホークアイ。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の全作品のプロデューサーであり、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、「ホークアイは登場人物の中でも特に、人間性が豊かなキャラクターのひとり。他のアベンジャーズのメンバーも、“仕事と家庭でどうバランスを取るか”について、ホークアイが下す決断を見て影響を受けたりするんだ」と解説しており、ホークアイがただ“強い”というだけではないキャラクターということがわかる。

 『ハートロッカー』(08)、『ザ・タウン』(10)でアカデミー賞ノミネート歴を誇り、高い演技力を持つジェレミー。ホークアイの“戦友”ブラック・ウィドウを演じてきたスカーレット・ヨハンソンは、ジェレミーについて「彼はキャラクターの中にどこか憂鬱さを吹き込める俳優。それがこのキャスティングの本当に刺激的なところ。だから彼を観るのはすごく楽しい」と、“ヒーロー”と“父親”に悩む、深みのある魅力を演じられる手腕を称賛。

 アイアンマンを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.も、「ジェレミーについては、もはや何も言う必要がない。彼はすごい役者のクセに、そんな素振りすら見せもしない男さ!」と、その高い表現力を、ダウニー節でベタ褒めしている。

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)では家族への想いを胸に敵へ挑みながら、戦うことに迷うワンダ(演:エリザベス・オルセン)を導くなど、常に仲間と家族の両方に寄り添ってきた、冷静かつアツい男、ホークアイ。ジェレミーは、「ホークアイというキャラクターには、リアルな人間としてすごく共感できたんだ」と語っており、ひとりの人間として共鳴しているようだ。

 本作は、「エンドゲーム」での最凶ヴィラン・サノスとの決戦後を描く物語。来たるクリスマスを家族で過ごす約束をするなど、ようやく幸せで平穏な日々を手にしたホークアイ...と思いきや、ある日、自身の過去にもかかわる大事件が起きてしまい、戦いに巻き込まれていくことに...!自信家だけど弓の腕は確かな、ホークアイに憧れる<アベンジャーズになりたい>ケイト・ビショップも加わり、果たして、<アベンジャーズを辞めたい>ホークアイは、襲い来る敵を切り抜け、クリスマスまで生き残ることができるのか...?家族との約束を果たすことはできるのか!?

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