<AKB48〇〇な2人を深堀り>私しか知らない魅力…向井地美音「クイズ王」茂木忍「利き声優」
山根涼羽、初の冠番組 初回配信は「ど緊張」
<〇〇な2人:連載アフターインタビュー(1)>
AKB48の山根涼羽(21)がMCを務める、ライブ配信アプリ「17LIVE』の番組『AKB48 広報 山根涼羽と○○(マルマル)な2人』の初回生配信が2日に行われた。自身初の冠番組でAKB48のメンバーの魅力を伝える。初回ゲストに、AKB48グループ3代目総監督の向井地美音と楽屋番長の異名を持つ茂木忍の大の仲良しコンビ“まぶな2人”を招き、掘り下げた。MusicVoiceでは配信を終えた3人にインタビューを実施。山根ならではの視点で改めてゲストの印象を語る。更に、仲が良いゲスト2人だからこそ知るお互いの特技や、次回ゲストの人物像にも触れる。アフタートーク的な本稿は今後、配信に合わせ連載していく。【取材・撮影=木村武雄】
〇ど緊張の山根涼羽
〇関係性を検証
〇二人をどう形容する?
〇まぶな2人だけが知る魅力
〇次回のゲストはこんな人
ダイジェスト
ど緊張の山根涼羽
AKB48が出演する番組やイベントを積極的に発信し続けてきた山根。いつしかファンの間では「AKB48の広報担当メンバー」と呼ばれるようになった。そんなAKB48愛に溢れる山根に白羽の矢が立ったのが今回の冠番組だ。ここでしか聞けないテーマに沿ったトークや、ゲーム性ある企画に挑戦。特別な関係を持つゲスト2人の魅力を深堀る。
番組MCは初めてということもあって「終始、緊張しました」と振り返る山根に、向井地は「最初緊張しているのがすごく伝わってきて、私も『17LIVE』で何回か司会を務めたんですけど、本番の最初は毎回緊張するので『その気持ち、分かる~』と思って見守っていました。でも途中から明るく笑っていて『楽しんでいて良かった』と思いました」、茂木は「始まってすぐは甘く噛んで緊張しているなって分かって。でもアシストしてくれるのは上手。私も初回ゲストだったので緊張して『いっぱいしゃべらないと』と焦る部分もあったんですけど、それをうまいこと話の本筋にも戻してくれました」と太鼓判を押す。
それでもあえてアドバイスを送るならと聞けば、向井地は「ずんちゃんはカメラをもって自撮りしつつ台本を読みながら話さないといけないので、頭頂部配信みたいな感じになっていて(笑)カンペ出してもらった方がいいかもね! 1週間後にその部分の台本を覚えてきても良いかも!」と優しく助言。さらに「ずんちゃんは包み込むような感じがあってゲストの個性を消すようなことは絶対にしないので司会に向いていると思う。もっとずんちゃんらしさを出して、台本にもとらわれすぎず、関西人らしいツッコミをどんどん出してほしい」と期待を寄せた。
一方の茂木は「番組のタイトルにある『〇〇』が言いにくそうだったので、それさえクリアしたら名司会者!」とし「ずんちゃん自身はめちゃくちゃ面白い人でそれが今日の配信でも垣間見えたけど、私みたいな声の大きい人がゲストに来たときに圧倒されずにその良さが出たらいいなって思います。ずんちゃん面白いからその面白さとセンスを知ってもらえたらいいなって思います」と親心ならぬ先輩心で見守るように語った。
そんな期待を寄せられた山根は「ありがとうございます!」と目を輝かせてお礼を言うと「初回も終えて流れが分かったので次回からは台本も見ないでいけるようにしっかり覚えて、少しゆとりを持ってやりたいと思います!」と気合いを入れ直した。深堀りされるゲストの魅力もさることながら、山根の司会者としての成長も見どころの一つと言えそうだ。
関係性を検証
今回の配信では、ゲスト2人が初めてファンにお披露目された当時の映像も流れた。懐かしむ2人、驚く山根。約2年前に髪を染めて大胆イメチェンを図った茂木は過去に「清楚系が沢山いる中でギャルになって良かったなと思います」と手ごたえを口にしていたが、「今でもデビュー当時と変わらず清純派ですよ! アイドルなんで!」と返し笑いを取った。
他にも2人の関係性を検証する、お互いの良いところ、悪いところなども明かされた。例えば、茂木が思う向井地の好きなところは<1>同じことを考えていることが多いので話が早い、<2>一緒にふざけられて、くだらないことで笑える、<3>褒めて欲しいところを褒めてくれる――、嫌いなところは<1>私生活がズボラ、<2>自己肯定感が低すぎるところ――。
向井地が思う、茂木の好きなところは<1>先輩だけど、いい意味で気を遣わずにいられる、<2>深夜でもLINEがすぐ返ってくる、<3>お料理、お水など、単語に“お”をつけて喋るところ――、嫌いなところは<1>たまに本気で冷たい、<2>“~じゃん?”が口癖――。これについてのエピソードトークが繰り広げられた。
2人でいる時は笑いが絶えないといい、山根も楽屋の外から向井地の笑いが響き渡っていると紹介し、笑いを誘った。このほか、2人の間で起こった未解決な問題をこの場で涼ッ(すずっ)と解決する「徹底裁判!悪いのはどっち?」なども実施された。
向井地と茂木、どう形容する?
そんな2人の仲をMCとして間近で触れた山根は、それぞれの個性をどう形容するのか。
茂木に対しては「ギャップのある人」。その心は…「これまであまりしゃべる機会もなくて、でもこの番組で印象が変わりました」
茂木も「ずんちゃんは、ゆうなぁ(村山彩希&岡田奈々)と仲が良くて、話している子の隣にいる子という印象」と続けると、山根は「時々一緒になることもあったんですけど、話しかけたら迷惑かなって思っていたんです。今回お話しさせて頂いて、こんなにも明るいんだと思って。もっとお話しさせて頂きたいと思いました」¥。
一方の向井地には「友達」
同じチームAに所属していることもあって普段から仲がいいという。山根は「初回ゲストと聞いて安心しました。すごい先輩なんですけど、ラフに連絡できる」と明かせば、向井地は「お泊りにも行ったことがあるし、チームAの後輩のなかでは一番仲良し」とすれば「嬉しい」と手を叩く山根。
その関係性は、加入期が異なっても今では親友の仲となった茂木と向井地の初期の頃に似ているようだ。山根も「確かにそうですね!(向井地さんが)結構好きです」とすると、茂木は「結構」に反応し「大好きじゃなくて、結構だったんだ(笑)まあまあ好きぐらい?」と向井地に視線を送り、大爆笑。
まぶな2人が知る魅力
取材でも笑いが絶えない向井地と茂木だが、“まぶな2人”だからこそ知るお互いの魅力は何か。
茂木は、向井地を「すごく賢い人なので、学習面だと思います。すでに出演しているけど、もっと色々なクイズ番組でも通用すると思うので、クイズ番組にいっぱい出てほしいし、いっぱい観たい! 一緒にクイズ番組を観ていても当たっていることが多いですし、賢いなって思うので」
向井地は、茂木を「テレビを観ていてアニメの声優さんの声を当てるのがすごくて! この間も違うキャラクターなのに『あれ、〇〇の声じゃない?』って当てていて。そういうのをずっと一人でやっていて、私はアニメや声優さんはそんなに詳しくないから感動を共有できないですけど…(笑)耳がいいと思います」
その「耳がいい」エピソードを茂木が紹介した。
茂木「この間、舞台をやっていて、演出で『もっと明るい声で言って欲しい』と言われてもなかなかうまくできなくて。それでなぁちゃん(岡田奈々)に『なぁちゃんが演じるんだったらどうやる?』と聞いて1回セリフを言ってもらってそのテンション感を真似てやったらすごく褒めてもらえて。なぁちゃんが芝居がうまいというのもあるんですけど、真似ることは得意かもしれないです」
次回ゲスト、市川愛美と湯本亜美はこんな人
次回ゲストは市川愛美と湯本亜美が登場する。向井地と茂木が2人の印象を説明した。
向井地「2人とも同期なんです。ダンスがうまくて、2人ともクール系で特に亜美はそれが強いけど、でもめちゃくちゃ面白いですし、愛美はすごくしゃべる。マシンガントークで放っておいたらずっとしゃべり続ける。ちゃんと回すことができるか、方向修正が大変かも。亜美ちゃんはあまりしゃべらないイメージがあるんですけど、実は同期で一番面白い。センスがある」
茂木「ポンッと出たワードのセンスがあるし、天然でもある(笑)」
向井地「結構な天然です(笑)」
市川と山根との接点はあまりなかったという山根は、ゲストの名を聞きどうトークを展開していこうか不安もあるという。しかし、向井地と茂木の前情報を聞き「頑張ります!」と安どの表情を見せ、意気込む。次回は、司会者としての手腕が問われる? 関西ツッコミが繰り出されるか、その点にも注目だ。
※なお「AKB48広報 山根涼羽の○○な2人」は毎週火曜日20時から配信される。17LIVEアプリをダウンロードすれば無料で視聴が可能。
アカウント:
AKB48_official
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