[写真]中島美嘉が耳の病気今もなることを告白

今も「両側耳管開放症」の症状が出ることを告白した中島美嘉

 過去に耳の病気「両側耳管開放症」で活動休止したことがある歌手の中島美嘉(31)が、今も発症することがあると告白した。5日放送の日本テレビ系『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』で明かしたもの。

〈写真〉発売中のベストアルバム『DEARS』通常盤のジャケット

 中島は2010年10月に「両側耳管開放症」の悪化で活動を休止。当時日本武道館で予定していた10周年記念公演も開催を見送ったことがある。その後は治療に専念し、2011年4月にはテレビに復帰、同月末からスタートした約2年ぶり全国ツアーで本格的に活動再開させた。この初日公演で中島は「一曲一曲心を込めて歌います」と涙ながらに復帰を宣言していた。

 この日出演した『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』では、当時スタッフにも病気であることを明かさなかった事について「言えなかったんですよね。最初は病気だって気づいてなかったんですけど」「心配してくれるのは嬉しいんですけど、心配されて治るものじゃない」と回答。症状が現れてから2、3年は黙っていたとも明かし、更に「今もなります」と告白した。

 また、番組の冒頭では、CDに録音した音程とライブで実際に歌う音程がズレているという話題で盛り上がり「わたし歌が下手なんです」とも明かしていた中島だが、MCの加藤浩次に耳の病気が影響しているのではないか、と指摘されると「それも少しは理由でもあるんですけど、あまりそういうところは理由にしたくないんで」と語った。

 更に中島はこの病気について「イライラします」と本音も。それでも「うまく付き合う方法を覚えたので、前ほどパニックにはならなくなりました」とも述べた。

 前記の通り、歌が下手とも語った中島。しかしライブ映像を観た番組出演者からは「気持ちが乗っかている」と感情移入している歌唱スタイルに絶賛の声が寄せられていた。中島はそこにも触れ「(感情で歌う)ことしか出来なくなってしまったんですね。あれがなかったら心から伝えようということもできなかったかもしれない」とも述べ、前向きに捉えていることも明かした。

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[写真]中島美嘉のベストアルバム「DEARS」

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