緒形直人、真木よう子、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔(C)2021「聖地X」製作委員会

 岡田将生が主演、川口春奈が共演する映画『聖地X』(入江悠監督)が11月19日に公開されることが決まった。これに伴い、緒形直人、真木よう子、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔の出演が発表され、更に予告編・ポスターが解禁となった。

 新キャストは『もみの家』(20/坂本欣弘監督)でヨコハマ映画祭助演男優賞を受賞し10月には『護られなかった者たちへ』(21/瀬々敬久監督)の公開も控える・緒形直人。

 『孤狼の血』(18/白石和彌監督)や現在放送中の「ボイスII 110緊急指令室」(NTV)でも圧倒的な存在感を放つ・真木よう子。

 『孤狼の血 LEVEL2』(21/白石和彌監督)でも話題のバイプレーヤー・渋川清彦。

 「あなたの番です」(19/NTV)「半径5メートル」(21/NHK)など話題作への出演が続く・山田真歩。

 舞台『外の道』(21年/前川知大演出)『獣の柱』(19/前川知大演出)など、前川の作品にも多く出演経験のある薬丸翔と、実力派かつ個性豊かな面々が集結した。

 また、パク・イヒョン、パク・ソユン、キム・テヒョンら韓国キャストも加わりオール韓国ロケならではの世界観を彩る。

 さらに、輝夫(岡田将生)と要(川口春奈)がジッとこちらを見据え美麗なビジュアルの中に不気味さを纏うポスターと恐怖に満ちた予告編も解禁となった。

 予告編では韓国で暮らすことになった兄妹が、呪われた“聖地”で次々と怪異に襲われていく様子が映し出されている。同じ人間が同じ時間に別々の場所にいることがわかり、狂気が加速。ここには誰も来てはいけない。きっと「私」に殺される―。足を踏み入れてしまったものたちが逃げられない“聖地X”に戦慄する予告編だ。

 本作は11月19日、劇場・配信/同時公開となる。

緒形直人:コメント

 入江監督は常にチャレンジしているという印象があります。この作品で初めてご一緒させて頂きましたが、入江組にしかない現場の張りが心地良かったです。日韓のスタッフ、キャストの力が合わさり刺激的な現場でした。韓国人スタッフの情熱や、俳優たちの芝居や現場での姿勢を目の当たりにした事は、これからに繋がる貴重な経験となりました。また、異様な雰囲気で佇む撮影現場やセット美術に不気味な聖地Xを感じました。

真木よう子:コメント

 入江監督の作品であるなら、何の役でも出演したいと思いオファーを即決で受けました。撮影を終えてやはり間違いない作品になったと確信しています。

 私自身、韓国が大好きなので、撮影の合間に韓国語を教えてもらったりとても楽しみながら撮影に挑めました。

 コロナが落ち着いたらプライベートでもまた韓国に行きたいです。

渋川清彦:コメント

 前回、入江監督の「ジョーカーゲーム」に誘ってもらい参加させてもらった時はインドネシアのバタム島という所に3週間くらいいさせてもらい、今回は韓国に3週間くらいいさせてもらいました。入江監督、次はどこですか?準備してますよ。

 観光地のような賑やかな所だけでなくローカルな町や村で撮影をする時、少し近所を歩いたりして韓国のローカルを肌で感じなんとも気持ち良い日々でした。そして何より食事が合い、毎日楽しみでした。

山田真歩:コメント

 「誰か一人でも信じる人間がいるかぎり、本当でない物語などありはしないのだ。」

 これは『聖地X』の韓国ロケに一冊だけ持っていった本に書いてあった言葉です。

 自分の知らない国。十年ぶりの入江組。最後まで信じようと思って演じました。

薬丸翔:コメント

 イキウメの『聖地X』の中で存在し得る為に、入江監督とスタッフの方と多くのことを話し合い、構築していきました。

 「舞台を韓国に」という作品に必要不可欠な作業を日韓のプロフェッショナルが見事に実現した、類を見ない作品になっていると思います。

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