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 リリー・フランキーがほぼワンシチュエーションの一人芝居に挑戦、日本の一家団欒の象徴ともいえる家庭の味=カレーライスと、電波を通じて誰かと誰かを繋いでくれるラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすちいさな奇跡の物語を描いた『その日、カレーライスができるまで』の併映作品に清水康彦監督×伊藤沙莉・大水洋介(ラバーガール)主演短編映画『HOME FIGHT』の同時上映が決定した。新予告映像と、全国劇場での上映を祝し、主演の伊藤沙莉、大水洋介(ラバーガール)よりコメントが到着した。

 2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下、齊藤工が清水康彦らとともに始動したリモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」(TTF)。その第三弾作品として清水康彦監督・脚本・編集、伊藤沙莉・大水洋介(ラバーガール)主演でリモート制作された、とある兄妹のリモート密室会話劇短編映画 TTF#3『HOME FIGHT』。

 『そのカレ』同様ワンシチュエーションで、リモート画面でつながった兄妹2人の会話のみで構成される意欲作で、まさに名コンビと言える、大水の独特の雰囲気と、伊藤のテンポ良いセリフ回しでコミカルな家族ドラマが描かれる。

 10月22日公開の『CUBE』でも密室スリラーのリメイクに抜擢された清水康彦監督の冴え渡る密室演出の原点!? いま作るべき作品を模索する齊藤×清水組による、さまざまな家族の絆を堪能する優しい映画が全国スクリーンに登場する。

伊藤沙莉:コメント

――その日、カレーライスができるまで』について。

 カレーの完成が近付くにつれてリリーさんに、物語に、どんどん引き込まれていきました。近いのに遠い。遠いけど近い。冷たくて暖かくて、胸が締め付けられました。あのカレー、絶対に最高に美味しいです。

――『HOME FIGHT』について

 リモートならではの手法でリモートならではの掛け合いをしてリモートならではの奇跡が起きまくった本当にあの時あの状況でしか撮れない作品だったと思います。

 色んな意味で忘れられない一作をまた皆様に観ていただけることを本当に嬉しく、有り難く思います。

大水洋介(ラバーガール):コメント

 劇中では妹役の伊藤沙莉さんですが、撮影の時は僕のボケやリモートならではのハプニングを母のような包容力で全て面白い方向に持っていってくれました。

 同じ事は2度とできません。そんな奇跡的な作品になっています。

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