女王蜂が初ドラマ主題歌、演劇界の鬼才８年ぶりテレビ監督作品で

　バンドの女王蜂が、来年１月スタートのテレビ東京系ドラマ24『怪奇恋愛作戦』（麻生久美子、坂井真紀、緒川たまきほか出演）のオープニングテーマを担当することが決まった。女王蜂にとってドラマのタイアップは今回が初めて。またタイアップ曲として書き下ろすことも初の試みとなる。

　同ドラマは、“演劇界の鬼才”ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が８年ぶりのテレビ監督作品と初のシリーズ監督を務めることで話題のドラマ。女王蜂が持つヒップでクールながらもおどろおどろしい雰囲気が、この番組の世界観にぴったり、とケラ監督がオファー。

　ケラ監督の話を受けてドラマの世界観とオープニング感をイメージ、トレンディー・ダンスチューンに仕上がっている。

　女王蜂のメンバーは「監督や製作陣と話し合ったあと、初のドラマへの書き下ろしへ挑戦したのですが、とにかく一発合格を頂けたのが印象的でした。作品のディテールに添ったものを作ろうと考えながらも、結局は自分へと綴った一曲となった気がしています」とコメントしている。

　また、エンディングテーマは電気グルーヴが担当することも決定。ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督は「女王蜂も電気グルーヴも、80’S感満載のいかした楽曲で気に入っております」と絶賛。自身が「他の人は絶対にやらないアナーキーな傑作」と語る今作品に、女王蜂、電気グルーヴという奇才2組のアーティストが彩りを添えるかたちとなる。

　女王蜂は今年２月に活動再開後、ライブを中心に行いながら今夏にはNHK『あさイチ』にテレビ初出演、初パフォーマンスが話題となっていた。