星野源が、17日放送中のTBS音楽特番『音楽の日2021』(午後2時からよる9時54分)に出演。「ドラえもん」「不思議」をパフォーマンスしネット上で多くの反響を集めた。

 まず披露された「ドラえもん」は、2018年リリースの原曲とは異なるアレンジで演奏され、裏打ちのレゲエ調のギターが光るアレンジは楽曲の優しさをゆったりと醸し出していた。

 星野源は裏拍のリズムをとりながらゆったりと体を揺らし、ドラム、ベース、鍵盤、ギター、サックスの編成のミュージシャンらの威風堂々としつつもくつろいだ空気感が心地よいバイブスを放つ。

 また、間奏では『笑点』のテーマのメロディがサックスで奏でられ、ギターの旋律も重なる。星野が2人に近づき3人で向かい合う場面、同セクションの締めの「パフ」というサウンドでサックスにマイクを向ける星野らのシーンは最高のアクセントだ。

 温かく優しい星野の歌声は終始抜群の安定感で特別アレンジの「ドラえもん」は星野の「ありがとう」というにこやかな笑顔と共に伝えられた言葉で締めくくられた。

 そして、6月23日にリリースされたシングル「不思議/創造」から届けられた「不思議」のパフォーマンスでは、ネオソウル、フューチャーソウルテイストの音像と演奏が青の照明に覆われるの幻想的なステージの雰囲気とベストマッチ。

 また、原曲ではシンセサイザーで奏でられる曲間のメロディはサックスで演奏され、ジャジーな艶やかさもプラスされた。そして、大人の色気の歌唱の中で星野が放つファルセットは、絶好のフィーリング。演奏のラストでは星野は清涼感あふれる表情を見せ、2曲の演奏を締めくくった。星野のステージが終わり、司会の中居正広は「穏やかな歌ですねえ」と、笑顔でコメント。

 SNSでは「地上波初! あのバージョン」「楽しくて、穏やかで、しっとり沁みる…」「TBSの音楽の日でドラえもん歌ってその中にアレンジで笑点のメロディ組み込む源さん流石すぎる」「最高のシチュエーションで最高のアレンジで最高のパフ」など、反響を集めた。

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