BUCK-TICKの年末武道館が決定、15年目の今年は長期ツアー集大成
15年連続で日本武道館での単独公演が決まったBUCK-TICK
ロックバンドのBUCK-TICKが20日、今年末に15年連続で日本武道館単独公演を行うことを発表した。全28公演にも及ぶ全国ホールツアーを終え、場所をライブハウスへと変えた新たなツアー『TOUR 2014 metaform nights ~或いはアナーキー~』を25日・赤坂BLITZからスタートさせる。今回決定した武道館公演は、その長期に渡り繰り広げてきたツアーの集大成と位置付けている。
日本武道館公演のタイトルは『或いはアナーキー -N P P N B D K N-』。先のツアーでは最新アルバム『或いはアナーキー』のテーマである“シュルレアリスム”を踏襲したセットと映像、そしてパフォーマンスをリンクさせる事でテーマの具現化を図った。
この演出では、BUCK-TICKが創り上げられた妖艶な芸術世界には会場にいる誰しもが引込まれ、心酔さずにはいられなかった。これ程までにファンを魅了したツアーが、日本武道館ではどんな世界が繰り広げられるのか。
また、10月22日には、ファンからライブ音源の商品化を要望する声に応える形で、7月31日に行われた東京・渋谷公会堂でのライブパフォーマンスを収録したライブCDがタワーレコード限定で発売される。このリリースに伴い、タワーレコード各店では衣装展やパネル展など様々なコラボレーション企画が実施される。
15年連続で年末に日本武道館単独公演を開いてきた彼ら。毎年チケットは売り切れで、それだけでも変わらずの人気の高さがうかがえる。
デビュー27年にして常に“進化”を遂げているBUCK-TICK。ホール規模のツアーの次はライブハウスツアー。そして年末には日本武道館とデビューから27年を経てもライブに対する貪欲で積極的な姿勢から、飽くなき音楽への探究心が伝わってくる。