覆面DJ、Marshmello(マシュメロ)のニューアルバム『Shockwave』(ショックウェイブ)が6月11日に全世界でリリースされた。

 Selena Gomez(セレーナ・ゴメス)、Khalid(カリード)、Anne-Marie(アン・マリー)、Bastille(バスティル)、CHVRCHES(チャーチズ)、Halsey(ホールジー)、Jonas Brothers(ジョナス・ブラザーズ)など世界中のトップアーティストと続々とコラボレーションを行い、また世界的人気ゲーム「フォートナイト」内で史上初のバーチャル・ライブを開催し1,000万⼈以上が同時視聴するなど近年はDJというカテゴリに収まらず様々なシーンで活躍を見せるMarshmello。

 『Shockwave』は前作『Joytime III』から約2年ぶりとなる4th アルバムで、Marshmelloの原点でもあり真髄とも言えるダンスライクな新曲12曲を収録したアルバムになっているが、今回はその中でも自身が近年傾倒しているヒップ・ホップ要素を取り入れ新たなチャレンジをしたものも多く、Marshmelloが自身のアルバムに『Joytime』以外のタイトルをつけた初の作品。

 リード曲の「Shockwave」は、誰かと別れた時や、その人が自分の人生に与えた影響を衝撃波に例えた1曲で、ロボット風のボーカルはMarshmello本人が歌唱している。

『Shockwave』ジャケ写

 その他にもアメリカのラップ・クイーン、Megan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)をフィーチャリングに迎えた「Bad Bitches (feat. Megan Thee Stallion)」(バッド・ビッチーズ・フィーチャリング・ミーガン・ジー・スタリオン)、サウス・ヒップホップ界のレジェンドの1人、Juicy J(ジューシー・J)との「Hitta (feat. Juicy J)」(ヒッタ・フィーチャリング・ジューシー・J)、そしてトラックメイクにDJ Sliink(DJスリンク)やSippy(シッピー)、PEEKABOO(ピーカブー)、Nitti Gritti(ニッティ・グリッティ)、Subtronics(サブトロニクス)、Carnage(カーネージ)、Troyboi(トロイボイ)などのコラボレーターを迎えた楽曲も収録され、リスナーに一切の隙を与えない作品になっている。

 Marshmelloは今後、世界が正常に戻った時、これまで以上に強くなって世界に戻っていくことを信じており、『Shockwave』はその可能性を感じさせ、「人々を感動させる音楽を作る」という自身の真の目的を体現している1作だ。

 なお、今回のアルバムはMarshmelloのオリジナルアルバムとして初めて、日本のレーベルから配信することになり、本人から「I'm very happy and proud to be working with Avex to better service my Japanese fans. So excited for the release of Shockwave(今回エイベックスと組むことを誇りに思い、日本のファンの皆さんに今まで以上にいろいろなことを提供できる事を心から嬉しく思います。『Shockwave』のリリースが楽しみです!)」というコメントも寄せられている。

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