(C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

 明石家さんまが、企画・プロデュースする劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(6月11日公開)のボイスキャストに、新たに吉岡里帆、マツコ・デラックス、俳優の中村育二、山西惇、八十田勇一らが加わった。

 漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディ。原作は、西加奈子氏の累計発行部数35万部超のベストセラー同名小説が原作。主人公・肉子ちゃんの声を大竹しのぶが務める。

 このほど、若かりし肉子ちゃんの親友“みう”役のボイスキャストに女優の吉岡里帆、霊媒師ダリシア役に、マツコ・デラックスの参加が決定した。

 吉岡里帆が声を務めるのは、若かりし肉子ちゃんの親友“みう”。肉子とキクコの親子関係の秘密を握る重要な役どころ。

 また、肉子ちゃんが働く漁港に1軒ある焼肉屋「うおがし」の店内のテレビで放送される番組内の人気コーナー「驚異の霊媒師ダリシア、霊視スペシャル!」の霊媒師ダリシアの声を、マツコ・デラックスが務めることも明らかになった。

 また、肉子ちゃんが働く焼き肉屋の大将で、肉子ちゃんとキクコを家族のように見守るサッサン役には映画『アウトレイジ 最終章』や朝ドラ「スカーレット」の中村育二、この他、ドラマ「相棒」シリーズやドラマ「半沢直樹」の山西惇、「半沢直樹」や大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の八十田勇一などベテラン俳優陣が参加している。

 さらに、先日声優オーディションで一般公募された肉子の娘キクコの友達・マリアのボイスキャストにオーディションを勝ち抜いた14歳の新人・石井いづみが務めることが決定した。

 これを受け、吉岡里帆とマツコ・デラックス、14歳の新人・石井いづみからコメントが到着した。

吉岡里帆(みう役)コメント

 肉子ちゃんが大きな声で笑うだけでそこは温かな空間になり、真っ直ぐな言葉にふと人生を想う。

 愛情たっぷりの肝っ玉母ちゃんと成長期真っ只中の繊細な娘とのやり取りに、台本を読みながら思わず笑みが溢れました。さんまさんプロデュースにより、西加奈子さんの名作がアニメーション作品として瑞々しく劇場で公開される事、そしてそんな素敵な作品に一演者として参加出来る事、大変嬉しく思っています。

マツコ・デラックス(霊媒師ダリシア役)コメント

 オファーをいただいた時に、そんなにすごい役じゃないだろうとは思ってたけど、想像の5分の1くらいだったわね、セリフ(笑)。冗談だって!ありがたい話よ。久しぶりにアフレコをやらせていただいたので、珍しくすごく緊張しました。さんまさんが見てるし(笑)。さんまさんと一緒の時は、いかにボケるか?いかに面白いことを言うか?をずっと考えながらやってるじゃない?だからアフレコの現場でもずっと監督をイジったりとか、クセでやっちゃうのよ。で、怒られた、さんまさんに。「今日はまじめにやれ」って(笑)。だから、まじめにがんばりました。

石井いづみ(マリア役)コメント

 オーディションに受かったという電話をもらった時、全く実感が湧きませんでした。お父さんやおばあちゃんに受かったことを報告したらすごく喜んでくれて、それを見てずっと憧れていた声優さんになれるんだって実感が湧いてきました。とっても嬉しいし選んでもらえたからには頑張ろうって気持ちになりました。そして、また憧れのアフレコスタジオに行けるんだと思うと感激しました。アフレコ中は、明石家さんまさんも監督さんも初心者の私に優しくわかりやすい言葉で指導してくださいました。アフレコを終えて、以前より声優さんのお仕事に尊敬をもつようになりました。みなさんが指導してくださったことを忘れずに次に生かしたいと思いました。

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