河野ひより、依田菜津、悠木碧、藤田ニコル、ファイルーズあい、三森すずこ

 悠木碧、依田菜津、河野ひより、三森すずこ、ファイルーズあい、藤田ニコルが14日、都内で、『映画ヒーリングっど(ハートマーク)プリキュアゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』(3月20日公開)完成披露舞台挨拶に臨んだ。

 今年2月まで約1年間にわたりテレビで放映されてきた「ヒーリングっど(ハートマーク)プリキュア」の“ヒープリ”全員がそろった初の劇場版。東京を舞台に夢や希望の大切さを描く。

■久々、観客前に「嬉しい」

 コロナ禍もあって有観客での舞台挨拶はこの日が初めて。悠木碧(キュアグレース/花寺のどか役)は「やっと皆と一緒に立てたなという気持ちです。集大成の作品です」と喜んだ。

 依田菜津(キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ役)は、観客を前に「顔を見た瞬間にグッとくるものがありました。皆さんにお会い出来て嬉しい」。河野ひより(キュアスパークル/平光ひなた役)も「1年間応援して下さった皆さんのニコニコしている顔が見られて、愛して下さったことが実感できました」と感慨深く語った。

 キュアアース/風鈴アスミとしては本作が銀幕デビューとなる。演じた三森すずこは「ドキドキした!」と振り返るとともに、「皆さんにお会いできて嬉しい」と笑顔を見せた。

■5GoGo!とのコラボに涙

 本作では、2007年1月から2008年1月まで放映されていた「Yes!プリキュア5GoGo!」(5GoGo!)からキュアドリームらとコラボを果たしている。

 当時からのファンだったという河野は“共演”が決まった当時「嬉しくて泣きました」とし、「何度も頑張ることができた、育ててくれたプリキュアと今の東京に一緒にいられるのが感無量。ヒープリで良かった」、依田は収録を振り返り「後ろに倒れるぐらい感激しました」と目を輝かせた。

 三森も「一緒に収録して一役者として、こうして時を越えて演じられることの素晴らしさを背中で語って下さいました。(依田と河野)のようにヒープリを子供の頃見ていた方と共演できる日もあるかもしれないと新しい夢が出来ました」と希望に溢れていた。

■トロプリ

 「ヒープリ」のバトンを受け継いだ、海とコスメをモチーフした、新シリーズ18作目「トロピカル~ジュ!プリキュア」は2月28日から放映が始まっており、「映画ヒープリ」と同時に、「トロプリ」が出演する短編映画『『映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ(ハートマーク)ダンスパーティ!』が上映される。

 その「トロプリ」は、「ヒープリ」の最終話に出演。キュアサマーを演じるファイルーズあいは収録を振り返り「控室で皆さん和気あいあいとして話していて、私たちも1年後にこんなチームになっていたいと思いました。座長として頑張りたい」と意欲を示した。

 また短編映画については「短い分、魅力がギュッと詰まっていますので瞬きしないで見て欲しいです。台本をめくる暇がないぐらいどんどん物語が進んでいくので、そのドタバタ感が楽しいと思います。変身する姿も見られるので楽しみにしてほしいです」と伝えた。

■にこるんがいた

 この日は、劇中で登場する、みんなの想いと“ゆめペンダント”を使って夢の空間を演出、それに合わせて同映画で本人役としてゲスト出演した藤田ニコルがサプライズ登場した。

 映画のキーアイテム・ゆめペンダントによって、みんなの夢を映し出すことのできる“ゆめアール”体験が大流行中の東京が舞台で、TGCのステージも登場する。昨年TGCのランウェイで着用した衣装も再現されており、藤田ニコルは本作を見て「しっかり“にこるん”がいました!」と太鼓判を押した。

 改めて悠木は、放映が終わり向かえる『映画ヒープリ』を「集大成です。ヒープリは沢山の方に助けてもらいました。この時期だからこそ出来たのかもしれません。沢山愛して頂きました。夢と希望がたくさん詰まった作品です。ぜひ見て下さい」と思いを寄せた。

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