涙を堪え最後に挨拶した新田真剣佑

 新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、松山ケンイチが12日、都内で、映画『ブレイブ -群青戦記-』(本広克行監督)公開初日舞台挨拶に臨んだ。

 集英社『週刊ヤングジャンプ』で、異色の「部活×青春×歴史」作品として熱狂的なファンを獲得したコミック『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写映画。戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく姿を描く。

 主人公で弓道部の西野蒼役を新田真剣佑、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥を山崎紘菜、同じく蒼の幼馴染で剣道部の主将・松本考太を鈴木伸之(劇団EXILE)、歴史の操作を目論む不破瑠衣を渡邊圭祐、そして主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長を松山ケンイチが演じた。

 松平元康(のちの徳川家康)を演じたのは昨年7月に他界した三浦春馬さん。本作が初の国内映画単独主演となった新田は、昨年12月の製作報告会見で、三浦さんは役者を志すきっかけを与えてくれた人であり「この映画で一緒に出来たのはすごく嬉しかった」とし「僕の役者人生で大切でずっと忘れることなく、宝物です」と語っていた。

ステージ登壇時の様子

 その大切な作品が予定通りこの日に初日を迎え、新田は冒頭で「この日を迎えられて幸せに思います」と挨拶。

 トークでは、キャストが仲良く現場は楽しかった話や、松山演じた信長との共演シーンを笑顔で振り返っていたが、作品の裏テーマでもある「継承」したことに話題が及ぶと、声のトーンを落とし「この作品自体が夢を叶えた作品でした。数えきれないものを頂きました。本当に大切な作品になったと思います」。

 最後の挨拶では、「本日はお集まりいただきありがとうざいます」と述べた後に数秒間沈黙し、「僕にとって忘れることのない作品になりました。この作品を見て勇気づけられると思います。役者ひとりひとりが本気で挑んだ作品ですので、ぜひ見て勇気づけられてください」。

 「そして………」と切り出すも、再び声を詰まらせて「とにかく楽しんでください。目に焼き付けて下さい」。消えるような声で「ありがとうございました」と涙を堪え、感謝を伝えた。

松山ケンイチ、鈴木伸之、新田真剣佑、山崎紘菜、渡邊圭祐、本広克行監督

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