音楽
大塚愛、デビュー直後のラジオ音源公開 コアファンすら聞き落した幻の番組
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2003年に発売された大塚愛のデビュー曲「桃ノ花ビラ」の当時のジャケット
さかのぼること11年、2003年9月10日に歌手の大塚愛(32)はデビューした。直後の同月12日、ニッポン放送で『大塚愛のオールナイトニッポンR』(略称=ANNR)が始まった。全くの無名時代に、冠番組を持てるのは異例の待遇だった。彼女のプロフィルには「デビュー初の活動がANNR」と記載されるほど、彼女にとって同番組は重要な意味を持つ。
彼女からすれば思い出深いこの番組も、一般聴取者からすれば無名の歌手による番組。コアなファンでもほとんどが聞き落している幻の番組だ。
その当時の番組が『大塚愛のオールナイトニッポンR・2003年版』として、ユーチューブ限定で公開されることが決まった。大塚の公式サイトには、番組の音源やQシート(番組進行表)や原稿などの貴重な資料も掲載されている。
この幻の番組が公開されるきかっけとなったのが、今年7月14日に放送された『ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン』に大塚が出演したこと。この番組で、同時大塚の番組を担当していたディレクターと大塚が偶然にも再会。この縁が番組公開へと繋がった。
ネット公開に合わせるように、2014年版『大塚愛のオールナイトニッポンR』を9月13日深夜3時からニッポン放送で生放送することが決定した。生放送に向けて現在、番組への便りを募集している。テーマは「大切な出会い」。誰かとの出会い、大切なものや出来事との出会いなどのエピソードを受け付けている。
ちなみにこのテーマは11年前に掲げたテーマと全く同じ。今だから話せる大塚の“ぶっちゃけ話”にも期待できそうだ。