ゲスの極み乙女。の川谷絵音が、27日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」に出演。高橋ジョージの下した決断に呆然とする一幕があった。

 この日の放送では、“ちょうど1年前”くらいに番組で一般募集していたTHE 虎舞竜「ロード」の“第15章”を決定する企画を実施。1年ほど前に高橋ジョージが番組内で告知したところ、プロ・アマ問わず315曲が集まった。

 最終的に歌唱する高橋ジョージは、エントリーされた一般応募者の“第15章”を審査。およそ10時間をかけてチェックした高橋は9曲まで絞ったものの決め切れず、「エピソードとか深堀りして聞いてきてくんねえかな」とスタッフに求めた。

 続々と紹介される候補者は、プロシンガーに楽曲提供した人をはじめ小説家など多彩。男女の歌唱を同時再生することでデュエット形式になるオリジナリティーあふれるアイデアも。また、アニメ『ドラゴンボール』の主題歌「魔訶不思議アドベンチャー」を歌唱したミュージシャン高橋洋樹も登場した。

 高橋ジョージは悩んだ末に歌唱する1曲を決定。お笑いコンビのフットボールアワー岩尾望は「海外の方が日本語で歌っているのとか普通に良かった」とし、女優・深川麻衣も「トクモリスキーさんすごく気になりました。人生かけて臨んでるから」などと、それぞれのバックボーンも含めて感じ入っている様子。

 ダウンタウン浜田雅功から感想を求められた川谷は「途中のデュエットみたいなやつは、なんかやり過ぎじゃないかな…」とし、「なんかプロっぽくて…俺はうーんって思いました」と率直に述べたが、これがまさかの展開に突入する。

 スタジオでの生歌唱がおこなわれ、イントロが流れる中、ステージに現れた高橋ジョージだったが、同時に歌手のMay J.も登場。浜田からは「デュエットや」と驚きの声が漏れ、「絵音が否定したやつや…」と囁くように告げた。

 驚き、苦笑いする川谷も映し出されるなか、高橋ジョージとMay J.は持ち前の歌唱力で魅了。「ロード第15章~一期一会 2人の物語~」で描き出された世界観を情感たっぷりに歌い上げた。

 歌唱後、「今までとガラッと変えたロードを」とデュエットを採用した理由を語った高橋ジョージ。May J.は「ロードという曲を聴いたことがなくて…」とした上で、「女性と男性がそれぞれの思いを同時に歌う曲って今まで歌ったことがなかったし、すごい難しそうだなって、興味本位で」とデュエットを受けた理由を語った。

 すると、浜田は「それについて絵音はどう思ってんの?」とストレートに尋ねると、呆然とした川谷は頭を深く下げながら「すみませんでした」と謝罪。「ですよね」の声が響くなか、謝罪の理由を知らない高橋ジョージは「どういうこと?」と困惑の表情を見せていた。

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