“アニソン界”を代表するシンガー集結 JAM Projectとは
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』

JAM Project(C)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS
JAM Projectが、結成20周年を記念して、グループ初のドキュメンタリー映画『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』が、2月26日から3月11日まで2週間限定で公開される。
2009年にアニソングループとして初の日本武道館公演を成功させ、シーンの先頭に立ち、海外ツアーなども精力的に行い、現在の“アニソン”人気の隆盛を築いたといっても過言ではない。
そんなJAM Projectのメンバーは、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人。グループと並行して、個々にソロアーティストとしても活動を続けており、30年以上のキャリアを持っている。それぞれの個性が強く、一見“合わなそう”と思われる5人が、なぜ多くの人を魅了するグループを作り上げ、歌い続けることができたのか。各々のキャリアに裏打ちされた5人それぞれの“アニソン歴”を紹介する。
まずは、JAM Projectの中心的人物である影山ヒロノブから。影山は、1977年に人気バンド「レイジー」のボーカルとしてアイドルデビュー。3年半という短い期間の活動で解散したのち、ソロシンガーとして活動を開始。影山といえば、長きにわたり全世界で高い人気を誇る『ドラゴンボールZ』の楽曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が有名だが、同じく人気をキープし続ける『聖闘士星矢』の「聖闘士神話 ~ソルジャー・ドリーム~」も代表曲に持つ。また、作品を挙げればキリがないが、スーパー戦隊シリーズでは『電撃戦隊チェンジマン』、『光戦隊マスクマン』、『鳥人戦隊ジェットマン』などの主題歌も担当。さらに、『南国少年パプワくん』『爆走兄弟レッツ&ゴー!! 』『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』『鬼神童子ZENKI』など、30歳以上の多くの人が幼少期に夢中になった作品の主題歌や挿入歌を手掛けてきている。
2人目は遠藤正明。遠藤は影山と共に2000年の“JAM Project”の旗揚げメンバー。TVアニメ『勇者王ガオガイガ-』主題歌「勇者王誕生!」のヒットにより、アニメファンに知られるように。また、『爆竜戦隊アバレンジャー』『遊☆戯☆王5D's』のほか、近年では『殺戮の天使』『ウルトラマンZ』の主題歌を担当し、シーンを牽引する存在として注目を集めている。
3人目はきただにひろし。3人組ロックユニット『Stagger(スタッガー)』のヴォーカル&ギターとして1994年にメジャーデビュー。ロックバンド『Lapis Lazuli(ラピスラズリ)』など、いくつかのバンド、ユニットを経て音楽活動を続け、言わずと知れた『ONE PIECE』の人気楽曲「ウィーアー!」でアニソンシンガーとしての存在を確立。その後も「ウィーゴー!」「OVER THE TOP」と『ONE PIECE』の主題歌を担当している。
JAM Projectの紅一点、奥井雅美は松任谷由実をはじめ、数々のアーティストのバックコーラスを経てデビューした実力派。林原めぐみとのデュエット曲である『スレイヤーズ』の「Get along」「KUJIKENAIKARA!」のほか、『少女革命ウテナ』主題歌「輪舞-revolution」、『マブラヴ』『テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION』『グリザイアの楽園』『SHIROBAKO』など、超ヒットアニメ主題歌を数多く代表曲にもつ。他アーティストへの作詞や作曲などの楽曲提供も行い、アニソン最大級のライブフェス『アニメロサマーライブ』初年(2005年)のテーマソング「ONENESS」の作詞・作曲も担当した。
最後は、福山芳樹。TVアニメ『マクロス7』の主題歌、吹き替えボーカル(熱気バサラ役)を担当していたことで、アニメファンに一躍名を知られることとなった。FIRE BOMBER(アニメ中のバンド名)名義でリリースしたアルバム「LET’S FIRE」が大ヒットを記録。そのほか、『OVERMANキングゲイナー』『武装錬金』『仮面のメイドガイ』等のテレビアニメのほか、PCゲーム『置き場がない!』『放課後の不適格者』の主題歌も手掛けており、数々の作曲・歌唱を担当した。
また本作には、昨年末に行われた第62回日本レコード大賞において、日本レコード大賞を受賞したLiSAの「炎」の作詞・作曲を手掛けた音楽家・梶浦由記もゲスト出演。JAM Projectに楽曲提供した際のレコーディングシーンにおいて、グループにおける歌の核心に迫っている。
それぞれのキャリアがあるからこそ、5人が揃ったときに、より輝きを増すJAM Project。彼らの葛藤やコロナに直面にした“今”に密着した初のドキュメンタリー『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』は、2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定公開。
<about『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』>
【イントロダクション】
世界で日本の「アニソン」ジャンルを開拓し、結成20周年を迎えたJAM Project初のドキュメンタリー映画!
世界に日本の「Anison(アニソン)」を躍進させた開拓者であり、”レジェンド”と称されるスーパーユニット、JAM Project(JAPAN ANIMATIONSONG MAKERS PROJECT)の結成20周年を記念した初のドキュメンタリー映画。460日間に渡る長期密着を敢行。レコーディング、海外LIVE、LIVEツアーリハーサル…だが、誰も予測し得なかったCOVID-19 の影響により、予定されていたLIVEツアーは次々と中止になっていった…。そんな“現在(いま)”だからこそ浮かび上がる、音楽を通して世界を勇気づけてきた彼らの真実のメッセージとは?メンバー自身でさえ知らなかったと驚く“誰もみたことのないJAM Project”の姿が、ここにある。
【CAST】
JAM Project
影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹
Guest Artist:ALI PROJECT angela GRANRODEO FLOW 梶浦由記
【STAFF】
監督:大澤嘉工
製作:井上俊次 二宮清隆/企画:松村起代子 宇田川美雪/プロデューサー:高橋義人
/撮影:脇屋弘太郎 西岡章/録音・音響デザイン:石寺健一/オンライン編集:波江野剛/ラインプロデューサー:安養寺紗季 原啓介/制作:東北新社/配給:東宝映像事業部
2021年/日本/カラー/16:9/114分
(C)2021「GET OVER -JAM Project THE MOVIE-」FILM PARTNERS