井上芳雄、齊藤工、伊達公子、土屋敏男、水田信二(和牛)、山里亮太(南海キャンディーズ)

 井上芳雄、齊藤工、伊達公子、土屋敏男、水田信二(和牛)、山里亮太(南海キャンディーズ)が23日、『WOWOWオンデマンド』(来年1月13日スタート)に先駆けて行われた『WOWOW夜会SP』に出席。「ドラマ」「映画」「スポーツ」「ステージ」などの各ジャンルについて、オリジナルコンテンツを彩る豪華出演者がその魅力を熱く語り尽くした。

 MCは今年WOWOWでドキュメンタリーとひとり舞台が放送された南海キャンディーズの山里亮太、進行役を務めたのは渋佐和佳奈アナウンサー。出演者はWOWOWでオリジナルミュージカルコメディ「グリーン&ブラックス」にレギュラー出演中の井上芳雄、監督・プロデューサーなどのクリエイターとしても活躍する齊藤工、伝説的バラエティ番組「電波少年」が生まれ変わり1月からWOWOWで放送される「電波少年W〜あなたのテレビの記憶を集めた〜い!〜」の総合演出を務める土屋敏男、WOWOWドラマウォッチャーを自称する和牛の水田信二。さらに、日本を代表するテニスプレイヤーであり、WOWOWテニスアンバサダーの伊達公子がスペシャルゲストとして登場した。

 21時、MCと出演者・井上、齊藤、土屋、水田が登場。水田は早速“WOWOWドラマウォッチャー”という肩書について山里からツッコまれるが「15年ぐらい前の芸人の給料が500円ぐらいの時から加入しています。生活の全てを捧げました」とガチでWOWOW好きであることをアピールした。まずは「ドラマ」について。齊藤は「華麗なる一族」に注目していると話し、「WOWOWのドラマって、長い映画だと思う。重厚感があって」とWOWOWドラマの特徴を語った。水田が、「若手の俳優さんがWOWOWのドラマに出ていたら、『もうこの人はWOWOWにも出るようになったか』と思うようになった」とWOWOWドラマの特別感を言い表すと、すぐさま齊藤が「わかる!」と同意、「役者の中でもWOWOWのドラマはブランド化していて、そこに呼ばれたら間違いないと思っている」とコメントした。ここで、2021年放送・配信の「連続ドラマWインフルエンス」で主演を務める橋本環奈からのコメント映像もオンエアされた。

 続く「映画」のジャンルでは、1月13日に配信スタートする「アクターズ・ショート・フィルム」が取り上げられた。これは、磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來という俳優たちが監督に挑戦するという企画。「俳優の内なるものが全部出てしまうのが映画作りなので、豪華な俳優たちの胸の内が見られるんじゃないか」と、映画監督としても活躍する齊藤が解説。井上は「監督をやろうとは思ってません。すごいプレッシャーなんじゃないかなって」と“監督”という重圧に自分は耐えられないと思っていたというが、齊藤のコメントを聞いて「また俳優業とは違う喜びがあるんですかね」と少し興味が湧いた様子。ドキュメンタリーを得意とする土屋も「撮れるものであれば撮りたい」と乗り気。

 そして、齊藤は自身が企画・プロデュースを務めるクレイアニメ「オイラはビル群」(来春WOWOWオンデマンドで配信予定)について「“自然”と“人間が作ったもの”の距離感がドラマティックでハートフルに描かれている物語なので、ウィズコロナ時代、アフターコロナ時代に作るべき、残すべき作品」と作品の魅力を語った。現在制作中とのことだが、「オイラはビル群」の制作過程に迫ったドキュメンタリー番組が本編配信に先駆けて1月16日に無料放送&配信される。ここで話題が変わり、井上が出演しているオリジナルミュージカルコメディ「グリーン&ブラックス」をフィーチャー。今回の夜会SPが、同番組のセットからの配信であり、放送も4年目ということで井上は「WOWOWさんはすごくミュージカル俳優によくしてくれるんです。特に僕によくしてくれるんですよ。変な関係があるんじゃないか・・・と言われるくらい(笑)」と冗談を交えながらWOWOWのミュージカル愛を語ると、「自由度がすごいです。なんでもやらせていただける。オンデマンドで劇場からの生中継を見られることもある。カメラが入ると緊張しますけど、ありがたいです」と熱弁。

 今月26日放送の「僕らのミュージカル・ソング2020年末スペシャル」にも井上が出演することを紹介されると、「僕とWOWOWの癒着がすごいんで(笑)」と話し、場を和ませた。続いては「スポーツ」。スペシャルゲストのWOWOWテニスアンバサダーを務める伊達公子もここから参加。齊藤が「WOWOWオンデマンドがスタートすることで、テニスでも複数試合が同時に見られたり、裏側とか練習風景とか、いわゆるメイキング的なビハインドをしっかりコンテンツにしていくという流れがすごいワクワクします」と“スポーツ”ジャンルにおいて期待することを話すと、山里に「ほぉ〜、完全に伊達さんが『ひょっとしたらそれ、私が言うやつかも』と思ってますね」とツッコまれ、齊藤は思わず「ごめんなさい」と。そのやりとりを笑顔で聞いていた伊達は「すごいですね。WOWOWを見られる方はテニス好きのコアな方が多いですよね」と感心した様子。

 そして、WOWOWでは、“コミュニティ”が発足され、テニスを楽しみ尽くせるファンサイト「WOWOWテニスワールド」を新設。選手や解説者と交流することができ、一緒に現場にいるような体験を味わえるサイトになっていて、試合後の記者会見も見ることができるなど、よりテニスを楽しむことができる。伊達は「これまで見られなかったものをもっと見たいと思っている方が多いんです。これからは、このサイトで練習コートをのぞけるので、(ファンの方々も)選手の特徴をさらに発見できると思います」と、新しい魅力を紹介。“コミュニティ”つながりで、1月からスタートする「電波少年W〜あなたのテレビの記憶を集めた〜い!〜」の話題へと移行。土屋は「SNSで僕らの生活って変わったと思うんです。(番組作りも今までは)主がテレビで、従がSNSだったと思うんですけど、逆にしたものをやってみたいと思って」とこの番組を始めるきっかけを話した。“コミュニティ”を通じて、「『昔こんなテレビ(番組)があったよね』とか『小さい頃に見た記憶があるんだけど幻だったのかな?』っていうのがあるじゃないですか。(そんなみんなが覚えている)テレビのシーンについて語ってもらって、『あれ、私も見た!』という感じで盛り上がっていきたい」と“コミュニティ”の利点を生かした番組をやっていきたいことを明らかにした。

 この夜会の模様は25日からアーカイブ配信される。

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