委嘱を受けた向井地美音、武藤十夢

 警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略・SOS47)による決起集会が14日、都内で行われ、特別防犯対策監の杉良太郎、特別防犯支援官の伍代夏子を筆頭に、飯豊まりえ、川栄李奈、城島茂、橘慶太、乃木坂46(秋元真夏、新内眞衣)、松本利夫が出席。特殊詐欺撲滅の呼びかけや今年度の活動を報告した。また、11月30日に加わったAKB48の向井地美音、武藤十夢が出席し、委嘱を受けた。

 SOS47は2018年から、全国47都道府県警察と連携し、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や防止策を分かりやすく伝えるなど、特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。

 今年11月30日に、特別防犯支援官に、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、STU48が委嘱。AKBは警視庁生活安全局長から、ほか各府県警察生活安全部長から委嘱される。

 代表して委嘱式に礼服を着て出席したAKB48の向井地と武藤。向井地は「社会問題になってるのは知っていましたが、色々と勉強するなかで詐欺は悪質であることを改めて知りました。若い世代が発信することでおじいちゃん、おばあちゃんを守っていきたい」、武藤は「若い人たちが特殊詐欺に関わることがないよう、SOS47の一員として若い世代だからこそ発信できることを発信していきたい」と意気込んだ。

 AKB48には各都道府県の代表からなるチーム8がいる。向井地は「SOS47と共通する部分もあると思います。各県を代表していろんな方に発信していきたい。まずは身近なところから啓発していきたい」、武藤は「ご高齢の方が被害に遭うイメージでしたが、若い人が知らないうちに被害に遭うと聞きました。大切な人たちを守れるように発信したい」と述べた。

 特別防犯対策監の杉良太郎は「前回勉強会を開いた時に、若い人たちからしっかりとしたアイデアと意見を頂いた。改めて若い人たちの意見をたくさん取り入れた方がいいと思ったので加わって頂きました」とその理由と期待を示した。

Photos

記事タグ