岩手県で発生した握手会襲撃事件を受けて開催が見送られていた、AKB48の全国握手会イベントが、8月8日に千葉・幕張メッセで代替開催されることが1日、わかった。主催者のキングレコードがこの日、発表した。

 この握手会は、事件発生を受けて警備体制の見直しと再発防止対策に万全を期するために延期していた、6月14日の『ラブラドール・レトリバー』通常盤の全国握手会イベント。当初は横浜スタジアムでの開催が予定されていた。

 今回発表された代替公演は、幕張メッセの1ホールから8ホールまでを貸し切り、全グループ、全メンバーで様々なステージイベントを提供する『AKB48グループ夏祭り』として実施する。握手会スペース以外に、1万人を収容するAステージ、5000人収容のBステージ、1000人収容のCステージを設ける。

 この『夏祭り』では、飲食エリアや縁日エリアも設置。主催者は「昔、懐かしのAKB48らしさを少しでも感じて頂けるよう、メンバー、スタッフ一同皆様のご来場お待ちしております」としている。

 AKB48の握手会については、5月25日の事件以降、警備体制の見直しなどを図るためにグループ本体の開催を見送っていた。7月5日には、金属探知機の導入など厳戒態勢のなかで再開し、この公演が無事行われたことを受けて7月13日以降の握手会は予定通り行われることが発表されていた。

 今回の代替公演の翌日(9日)と翌々日(10日)は同会場で、『ラブラドール・レトリバー』発売記念の大握手会が行われることが決まっていた。この大握手会でも飲食エリア、縁日エリアが設けられる。また、ステージイベントはCステージのみ9日・10日も開催される予定。

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