グローバルボーイズグループのJO1が5日、都内でおこなわれた『JO1アルバム発売&オンライン単独ライブ開催決定 概要発表&取材会』行った。11月25日に1stアルバム『The STAR』をリリースすることと、12月19日にオンライン単独ライブ「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」開催することを発表した。

 JO1は2019年に日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、視聴者である“国民プロデューサー”によって101人の中から選ばれた11人。今年デビューシングル『PROTOSTAR』、2ndシングル『STARGAZER』とリリースを重ね、この日発表された『The STAR』は彼らの1stアルバム。

 JO1の11人が登壇すると、3月デビューからを振り返りつつ、アルバム収録曲や新ビジュアルを紹介した。司会はJO1の吉本興業の先輩であり番組などでも接点のある、かまいたちが担当。

 かまいたちからの「高校生からいきなりセンターを務めることでガラッと変わったことは?」という質問に対し豆原一成はデビュー前のファンミーティングを挙げ、「初めてファンの方に会う機会だったのでもの凄く印象に残っています」と語った。

 川尻蓮は、バックダンサーで踊っていてメインに前に出るようになったことに対し、「責任感が大きくなって自分達のものを作る立場になったので、こだわりが強くなった」とコメント。

 そして、「正真正銘この人はスターだと思う人は?」というかまいたちからの問いに対して河野純喜は、「この場で言うのも恥ずかしいんですけど…かまいたちの山内さん」と本人の前で答え場を湧かせた。

 1stアルバム『The STAR』の話題になると金城碧海は「その名の通り“輝く星”という意味もあって、輝く自分達に会えるよというコンセプトになっています」と、アルバムのテーマを説明。そして自身でも曲を聴いた時に「俺達輝いているなと思うくらい凄くいい曲」と、本作についての好印象を言葉にした。

JO1

 続いて大平祥生は本作について1stシングルと2ndシングル以外にも新曲が7曲収録されていることを紹介。おすすめの新曲を聞かれた鶴房汐恩は「SAFETY ZONE」を挙げ、「女性を『俺が守るぜ!』みたいな感じの歌で、最初の方からボーカルばかりで『ラップせえへんのかい!』と思ったらラップがボーンとくるので…素晴らしいです!」と、溢れる興奮の口調で語った。

 白岩瑠姫は冬に発売ということもあり、という前置きで「Happy Merry Christmas(JO1 ver.)」を挙げ、オーディション中にセンターを務めたことを振り返りつつ、「ロマンティックなラブソングなので今日も聴いてきた曲。冬にぴったりな曲です」と、自身おすすめ曲をプッシュした。

 今回のセンターの話題になると拍手交じりに川西拓実がフォーカスされる。かまいたちに心境を聞かれると川西は「凄く嬉しい気持ちと同時に責任感もこれまで以上に芽生えて、緊張感を持って練習できたと思います」と、答えた。そしてセンターの発表はどのような状況だったのかと聞かれると、「パートが決まった後にLINEで…」と答え、かまいたちから「LINEなん?」とツッコまれつつ、川西はセンターに決まったことを誰かに伝えたかと聞かれると、「誰にも伝えてないです。まだ家族にも言ってなくて。発表する時に聞いた方が楽しんでもらえるかなと思いまして」と話した。

 そして與那城奨は「JO1がデビューして1stシングル2ndシングル、そして1stアルバムを出させて頂いたのも全てはファンのみなさまのおかげですし、ここまで支えてきてくださったスタッフの皆様のおかげですので、これからも感謝を忘れずに、そしてこれからは僕達が恩返しをする番ですので、みなさま是非楽しみにしていてください!」と力強く伝えた。

JO1

 その後の質疑応答で、アルバム曲のダンスの見どころを尋ねられると川西は「まだダンスの名前は決まっていないんですけど、アルバムが『The STAR』ということで星をイメージしたような振り付けが少しあるんですけど、そこを楽しみに待っていて頂けたらと思います。(ダンスの)名前もみんなと考えたいと思います」と、検討中である旨を語るとメンバーから「ここでパッと考えたらいいんじゃない?」と振られる。熟考の末に川西は「そうですね…“スターダンス”です!」と命名するとメンバーから好反応の声が上がった。

 そしてアルバムタイトルにちなんだ「最近のメンバーの輝きは?」という問いに與那城は「レコーディングで苦戦する場面もあったけど、いざブースに入ると顔が変わって自分なりの歌い方、自分の表現をするのが(みんな)凄く上手くなったと思っています」と、歌唱やダンスのレベルが上がったということを述べ、メンバーを讃えた。

 さらにプライベート面についての近況を聞かれると、金城は白岩の“現場の入り方のカッコよさ”をピックアップ。「サングラスとカバンを持って『うっす!』と。本当に僕はそういう意味でもプライベートで見えるところがカッコいいなと思って真似しようかなと…」と言うと、白岩は「ありがとう。嬉しい。最近、碧海がよくそれを言ってくれて、あまり意識していなかったんですけど碧海にそう言われてから現場に入るのが恥ずかしくなった」と照れつつも、金城に対し「でも嬉しいよマジで」と、仲睦まじく語り合った。

JO1

 そして、国内だけでなく海外のファンに向けてのメッセージとして、川尻は「JO1は、僕らがデビューするきっかけになった『PRODUCE 101 JAPAN』で出会った練習生全員が一つになって世界を目指すという意味が込められた大切なグループの名前です。その名前に恥ずかしくないような11人になれるように、これから僕達頑張って行きますので日本だけではなく世界中のみなさんも僕達のことを応援していってください。これからもよろしくお願いします」と、真摯に伝えた。

 この日アナウンスされた12月19日のオンライン単独ライブ「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」開催について與那城は「僕達にできるファンへの見せ方をオンラインで、画面を通じて新たな見せ方ができたらなと思います」と、意気込みを語った。【平吉賢治】

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)