Official髭男dismが26日、初のオンラインライブ「Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 - Arena Travelers -」を配信した。本公演はメジャー1stアルバム『Traveler』を携えて2020年3月から実施を予定していた「Official髭男dism Tour 2020 -Arena Travelers-」の振替公演として、東京ガーデンシアターでのパフォーマンスがライブ配信されたものとなっている。

 ヒゲダンのライブを支えるスタッフ達が本公演の準備をする姿の映像が映し出され、ライブ本編の配信がスタートした。幕が開くとともに先月8月5日にリリースされたEPより「HELLO」を披露。アップテンポなナンバーで勢いをつけると、続く「宿命」では、力強いブラスバンドの演奏をバックにVo.藤原が歌い上げ、最後に特効の花火が放たれた。さらにメジャーデビュー曲の「ノーダウト」でも、イントロのタイミングで特効の銀テープが放出されオンラインライブにも関わらず豪華な演出で画面越しのファンを楽しませた。

撮影=溝口元海(be stupid)

 Vo.藤原が「いろんな形でいろんな時間帯に楽しんでもらえるオンラインライブを今回実現できたことを嬉しく思っているし、何よりご覧くださっている皆さん改めてありがとうございます。ステージを組んで、本来回るはずだったアリーナツアーに今回はオンラインライブだからこそみんなに楽しんでもらえる工夫を混ぜて一本のライブを作りました。全員に音楽の楽しさをしっかり伝えられるように、自分たち自身も久しぶりのライブを全力で楽しんで素晴らしい時間を作れたらいいなと思っております。今日は最後までよろしくお願いします!」と、画面越しのファンに伝えると、きらびやかなレーザーの演出とともに、EPより「パラボラ」を披露した。

撮影=溝口元海(be stupid)

 続く「ビンテージ」では会場に設置した無数の電球を使用した演出や、「Rowan」では映像がフィルムカメラで撮ったような演出になっているなどオンラインライブだからこそできる演出がちりばめられていた。その後も、最新曲の「Laughter」やライブの定番曲「異端なスター」など、まるでメンバーとステージ上で一緒に音楽を楽しんでいるかのようなカメラワークで披露された「旅は道連れ」などを披露。

撮影=溝口元海(be stupid)

 「もっともっとライブをしてツアーを周って、みんなと音楽の楽しい時間をどんどん紡いでいきたいなと思うんですけど、やっぱり音楽は皆と屈託なく楽しめるようになってから生身で皆と体感できたらいいなと思っています。絶対そういう日はくると思います。また、素敵な音楽、素敵なライブを作ってみんなと会えることを楽しみにしているので、どうかそれまで元気に過ごしてください。」とVo.藤原が伝えると、最後に「ラストソング」を披露しヒゲダン初のオンラインライブは締めくくられた。

撮影=溝口元海(be stupid)

 「Pretender」や「I LOVE…」を含む計19曲を披露した本公演の、9月26日のリアルタイム配信時の視聴者数は12万人となっている。現在はアーカイブ映像と共に、副音声でメンバーの声と共に本編映像を楽しめるオーディオコメンタリーも公開されており、今回の配信ライブのチケットを購入すれば追加料金無しで各プラットフォームで視聴することが可能。ここでしか聞けない裏話や、実際にライブをしての感想などを聞きながら、メンバーと一緒にライブを楽しむことができる。

撮影=溝口元海(be stupid)

 9月26日の初のオンラインライブ「Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 - Arena Travelers -」のアーカイブ映像が視聴可能なチケットは各配信メディアで発売中。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)