寺西優真が5日、デジタルシングル「REASON」をリリース。寺西は2018年2月21日に日本武道館でアーティストデビューし、同日リリースのデビュー曲「ムスカリ」は、自身初主演となる映画『17歳のシンデレラ』の主題歌となった。そして、主演映画『TOKYO24』では主題歌「あなたよりもいちにちだけ」も担当し、同映画で第16回モナコ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞。2019年には第17回モナコ国際映画祭最優秀脚本賞受賞の映画『Revive by TOKYO24』で主演を務める。
本作は寺西優真が主演の連続TVドラマ『彼が僕に恋した理由』の主題歌となっており、寺西の伸びやかな声質を堪能できるバラード。寺西は自身初となる作詞を手がけ、作編曲は光永亮太が担当。映画やドラマのほか、バラエティーやラジオなど幅広く活躍中の寺西に、本作「REASON」について、アーティストや俳優としてのスタンスについて話を聞いた。【取材=平吉賢治】
寺西優真の礎となる様々な要素
――アーティスト、俳優になるきっかけとなったことは?
初めてJUJUさんのコンサートを見に行った時、その歌声に鳥肌がたち、バラードで人を感動させる歌手になりたいと思ったのがきっかけです!ハリウッドで活躍されてるウェントワース・ミラーさんの代表作プリズンブレイクを見て圧倒的な存在感に惹かれ、僕も他の人にはない存在感の俳優になりたいと思いました。
――普段よく聴く音楽はなんでしょうか。
J-POP、謡曲 洋楽 ロック、色々聴きます!
――アーティストという点で影響を受けたミュージシャンは?
僕の主演映画の主題歌を作曲してくれたJIN NAKAMURAさんです。
――俳優やアーティスト活動のほかに、力を入れて取り組んでいることや趣味は?
趣味スポーツ(サッカー)で、ハマっていることは料理、取り組んでいるのは美容研究です。
――それらのことがアーティスト、俳優としての活動に活きる部分もある?
あります! 特にサッカーは幼稚園から力入れて一筋でぶれず一生懸命やってきました。その貫き通す力が今のお仕事に活かせてます!
――寺西さんの「優真」というお名前はビジュアルと歌声とリンクしている素敵なお名前と感じました。お名前の由来は?
両親が凄く坂本龍馬さんが好きで(笑)。九州と言うこともあるんでしょうか。本当は龍馬だったらしんですが、母が自分の名前の字を入れたいとなったらしく、最終的に優真になりました。響きは似てますよね(笑)。優しい人間になるようにと言う思いも込められてます。
「心で歌う事」を心がけて
――「REASON」を聴いて、情念あふれるドラマチックなバラードと感じましたが、寺西さんが本作を聴いて、最初に抱いた印象は?
今まで僕が歌ってきたのが大人のバラードが多いので、今回は明るいバラードで曲調もアップテンポ寄りなので、幅広い層に聴いていだだけるなと言う印象を受けました!
――作詞は寺西さん自身によるものですが、どういった想いで作詞をされましたか。
今回初めて作詞をしました。ドラマが学園ものでもあったので、自分の学生の頃の思い出や気持ちや感情を入れつつ
ドラマの主人公の感情も織り交ぜて詞を書きました。一番大事なフレーズはサビに散りばめてあるので共感していただけるかなと思います!
――「REASON」を聴いて、優しさと強さを併せ持ち、清涼感のある色気が漂う歌声と感じました。アーティストとして、歌う際に重点をおいている部分は?
心で歌う事です。(聴く人の心に届きますように)
アーティスト、俳優としての姿勢
――主演を務める『彼が僕に恋した理由』の台本を最初に読んだ時、どのような印象を受けましたか。また、どのように演じようと思いましたか。
明るくて面白いドラマになるなと言う印象を受けました!自分の役がエリート教師でクールで少しナイーブな所もある役柄で少し自分と重なる部分もあったので(笑)凄く演じやすく、自然体で演じることが出来ました。
――撮影で印象的だったことやご苦労された点、主演として心がけたことは?
主役としての責任感がありました。特に、連ドラは初めてでしたので。共演者の方々には、大先輩が多くいらっしゃったので色々学ばせて頂き、演技に活かして楽しい環境でやらせていただきました。苦労したことと言うか気を付けたことは、常に自然体で演じることです。
――俳優として、寺西さんの核となる信念は?
常に冷静でいることです
――アーティストとして、これから新たに挑みたい音楽の種類は?
僕の歌はバラードなので真逆のロックとか歌ってみたい気持ちはあります。やってみてまた新しい発見があるとおもうので。
――寺西さんがアーティストとしてのスキルアップのために特別にやっていることは?
毎日色んな音楽を必ず聴くことですね。色んなジャンルを聴いて自分のオリジナルにしていく。色々新しい発見があるのでワクワクします。
――新型コロナウイルス感染症拡大という特殊な時期ですが、こういった時期だからこそ、アーティストとして届けたい想い、この時期に特化した活動はありますか。
本当はライブで直接ファンの方々に会って生で歌を届けたいですね。今はできませんが、出来る日が来ることを願いながら、今、たくさん作詞してます。この「REASON」は、連ドラの主題歌になっていますので、ドラマと合わせて聞いて頂けたら嬉しいです。僕も歌で救われた人間として、僕も歌でたくさんの人の心に生きたいです。
――今後の展望について、どのようなビジョンをお持ちでしょうか。
今後は歌、俳優色々なジャンルに挑戦したいと思っています。中国語も勉強しているんですけど、日本だけじゃなく海外でも寺西優真を広めていけたならと思っています!
(おわり)