浴衣姿で撮影を振り返る浜辺美波(撮影・木村武雄)

 浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が6日、都内で行われた映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の特別イベント「みんなの願いを叶えます!ふりふらリモート七夕祭りイベント」に浴衣姿で登壇した。本作で初のキスシーンに挑戦した浜辺はその撮影を振り返った。

 【写真】笑顔を見せる浜辺美波

 咲坂伊緒氏の人気少女コミック『ストロボ・エッジ』と『アオハライド』の流れを受け継いだ“咲坂伊緒 青春三部作”の最終章。実写とアニメーションで映画化。アニメーション映画は近日公開予定。今回イベントが行われた実写映画は8月14日に全国公開される。

 明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手な不器用なヒロイン・山本朱里を演じた浜辺美波。「透き通る青春、エモーショナルはこういうことを言うんだという素敵な映画に主人公の一人として出演することに嬉しく思いました」。

 朱里の義理の弟であり葛藤を抱えるクールな山本理央を演じた北村匠海(DISH//)は「々のステージで、緊張しています」としつつ「届かない思いやその先の光は僕の青春。一映画好きとして試写会を見ていました。それが届くと思うと胸が躍ります」と挨拶した。

 撮影から1年。浴衣姿で再開した4人は、45人の学生とリモートで繋ぎ、質問を受け付けた。ある学生から「キスシーンの撮影はいつもどんなことを考えている」とストレートな質問をぶつけられた北村と浜辺。

 ファーストキスは小学生5年の時に出演したドラマで、それも母親の前だったといい「それが11歳の時にあるので無の境地。芝居で覆いかぶすところにいる」と達観。

 一方の浜辺は今回が初の挑戦。「まだその境地には…」とし、改めて「本当にどうしようかなと思っていました。自分からのキスじゃなくて良かったなというか、どうなるんだろうと。テストはチューするのかなって」と初々しさを見せていた。

 この日は、内向的でうつむきがちな市原由奈を演じた福本莉子、由奈の幼馴染で自分の夢に関しては本当の気持ちを言い出せずにいる乾和臣を演じた赤楚衛二、そして三木孝浩監督も登壇。撮影などを振り返った。

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