訃報
島倉千代子さん死去、波乱万丈の人生 最期は眠るように
島倉さんは1938(昭和13)年3月30日生まれ。1955年に16歳で本名「島倉千代子」として歌手デビュー。デビュー曲「この世の花」は発売後半年で200万枚を販売。1957年(19歳)には「東京だョおっ母さん」が150万枚の大ヒットを飛ばし、映画化もされ、自ら主演すを果たした。
この年初めてNHK紅白歌合戦に初出場し、1986年まで30年連続で出場を果たした。翌年発売した「人生いろいろ」でも大ヒット。この曲で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。99年には紫綬褒章を授与された。
輝かしい歌手活動の一方で、私生活では保証人となり多額の借金を背負い、93年には乳がんの手術を受けるなど「波乱万丈の人生」とも称されることもあった。各紙が伝えた報道によれば、最期は苦しまずに眠るように息を引き取ったという。
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