キックが帰ってくる―。2004年6月に活動休止したヒップホップグループのKICK THE CAN CREW(キック・ザ・カン・クルー)が今年8月に茨城・国営ひたち海浜公園で開催される野外イベント『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に出演することがわかった。グループとしての活動は10年ぶり、RIJフェスにグループ名義で出演するのは11年ぶりのこととなる。

 KICK THE CAN CREWは、LITTLE、MCU、KREVAによる3人組ヒップホップグループ。絶大な人気を誇り、NHK紅白歌合戦の出場やヒップホップ会の世界最高峰の賞とされる『The Source Awards』に日本人では初めてノミネートされている。

 2004年6月に活動休止するもその後もソロで活動し、08年にはLITTLEの10周年記念ライブにKREVAとMCUが花束を持って登場。同年の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』ではKREVAが2人を招き入れて4年ぶりに3人そろって『イツナロウバ』などを披露している。

 『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』にはその後も09年、2010年などソロとしてそれぞれが出演。そして今回、KICK THE CAN CREW名義で11年ぶりに同ステージに立つこととなる。彼らとの繋がりが深いRIJはくしくも今年15回目の開催を迎える。

 今回の再始動発表にメンバーは「KICK THE CAN CREW 新鮮な響きがします。楽しんでいきましょう!」(LITTLE)、「歌詞頑張って覚えます」(KREVA)、「久々のKICK名義でのステージ。よろしくお願いいたします」(MCU)とコメントしている。

 KICK THE CAN CREWは、RIJフェス会期中の8月2日に出演する。

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KICK THE CAN CREWが10年ぶりに再始動する

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