KANA、“夜キャン”スナック100店達成 玉袋筋太郎「地に足がついた仕事」
玉袋筋太郎とKANA
歌手のKANAが日本全国のスナックで行ってきた『夜キャン』が1月14日に、100回目を迎え、100人のママたちによる“KANAレディース応援隊”が完成した。
2018年5月にスタートしたこのスナック夜キャン。『KANAの夜キャン~レディース応援隊100人できるKANA?!』と題し、当初は関東圏のみ回っていたが、回を重ねるごとにエリアは拡大していき、北は北海道から南は福岡・長崎まで全国を縦断。『スタートしたばかりの頃は、時間によってはお客さんが数人の時もあって。だけどそんなお客さんほどちゃんとCDを買ってくださって。それがうれしくて』と話すKANA。進んでいく過程で、2019年2月20日に発売した前作シングル「ドライな貴方を飲みほして」がJOYSOUND CMソングに決定した事で、このイベントにも拍車がかかり、全国からお声もかかるようになり、約1年8ヶ月かけて、目標としていた記念すべき100回目の夜キャンを迎えた。テレビ番組「人生酒場」でもお世話になっている玉袋筋太郎の店・スナック玉ちゃん赤坂本店で行った。
3連休明けの平日22時スタートにも拘わらず、店内は満員記念すべき日に、KANAファンも大勢、詰めかけた。大歓声の中、KANA登場。1曲目は、JOYSOUND CMソング「ドライな貴方をのみほして」からスタート。
『今日に至るまでゆっくりゆっくり進んでまいりました。ようやく100店目のママに認定書を渡す日がやってまいりました!盛り上がっていきましょう!皆さん、お酒は足りていますか!!』の掛け声に会場は大盛り上がり。
その勢いの乗っかり、4月に発売するまだ未発表のカバーアルバムの発売情報をつい解禁してしまうハプニングもあり...。
そして、昨年11月に発売された新曲「再会の街」を披露。この曲は以前からライブでは歌っていたファン中ではおなじみの曲で、CD化のリクエストが絶えなかった名バラード。お酒の場にもかかわらず1曲目とはガラっと雰囲気も変わり、一気にお客さんをグッと引き寄せたところで、この店の“ママ”でもある玉袋筋太郎さんが仕事を終えて駆けつけた。
玉袋筋太郎は、“スナックで日本を元気にする”をコンセプトに「全日本スナック連盟」を立ち上げ、この「スナック玉ちゃん」を2017年にオープン。今回は、ママではないが、玉袋を“100人目のママ”として認定証を授与。玉袋が登場するとさっそくマイクを持ってステージへ。『KANAちゃん、お遍路の数を超えてスナック100店キャンペーン達成という事でおめでとうございます!』との一声で、お客さんから一斉に祝福のクラッカーでお祝いムード。客席からも「おめでとう~」の声もかけられた。
玉袋は『こういうのが地に足がついた仕事ですよ。しっかりやった人はなんでも乗り切れるし、夢も叶うKANA? ほんとにKANAちゃん、お疲れ様でした!みなさん、乾杯~』で、お祝いのシャンパンで乾杯。
そこから二人の出会いの話でひとしきり盛り上がった後、認定証の授与式、そして写真撮影会を終えて、KANAの最後の曲。「再会の街」のカップリング曲「そんじょそこらの女」を、お客さんと一緒に拳を突き上げて熱唱。これぞまさにKANAといえるロックナンバーで締めくくったかとおもいきや、間髪入れずそのままアンコールに突入。こちらもKANAの代表曲ともいえる「ナイアガラ」を客席で歌い、会場が一体となったところで100店キャンペーンを締めくくった。
終演後のKANAコメント『過ぎてみればあっという間で、さみしくもありホッとしてます。せっかく繋った絆なので、もったいないですよね。さらに繋がっていきたく思います。お世話になったスナックの皆様、そしてママ、本当にありがとうございました!』。KANAがイベントの中でフライングして告知をしてしまったが、“スナック”とのつながりはまだまだ続く。
この100店キャンペーンをまわってきた中で、各店舗・ママたちに「KANAにカラオケで歌ってほしい曲は?」のアンケートを実施。選ばれた楽曲でカバーアルバムを制作中。4月15日に発売が決定している。(タイトル・曲目は未定)
- 1
- 2