ファヴロー監督にインタビューする知夏さん

 映画『ライオン・キング』(8月9日公開)のジャパンプレミアが7月22日に都内でおこなわれ、3年ぶりの来日となったジョン・ファヴロー監督、プレミアム吹替版で声優を務める賀来賢人(シンバ役)、江口洋介(スカー役)、門山葉子(ナラ役)が出席。4人はサウンドバイツにも挑んだ。

 アフリカの⼤⾃然を舞台に、ライオンの王⼦・シンバの冒険と成⻑を描いた名作。“自分の使命、生まれてきた意味とは何か”という普遍的なテーマを描く壮⼤な物語を、最先端の映像技術を駆使して、実写もアニメーションも超えた”超実写版“としてよみがえらせた。

 サウンドバイツには多くのテレビ局などが詰めかけた。レッドカーペットを歩きながら、各局のインタビューに応じたファヴロー監督、賀来、江口ら。今回は動画ストリーミングサービス「SHOWROOM」からもオーディションを経てリポーターに選ばれた知夏さんがマイクを向けた。

 ファヴロー監督は、『アイアンマン』シリーズで知られ、2016年公開の『ジャングル・ブック』では主人公以外のキャラクターをフルCGで描き、その革新的な映像で世界を驚かせた。現在公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にも俳優として出演している。

ファヴロー監督にインタビューする知夏さん

 そんな新時代のエンターテイメント界を駆け抜ける監督として全世界から熱い眼差しが注がれているファヴロー監督にインタビューする機会を得た知夏さんは「同作を通じて伝えたいこと」「どのような点に注目してほしいか」を質問。監督は「テーマは、次の世代に受け継ぐということ。世界が狭くなっている2019年にみんながつながってほしいという思いを作品にこめました」と答えた。

 知夏さんは更に「『ライオン・キング』と同じ年に生まれたんですよ!」と『ライオン・キング』の初版が公開された1994年生まれであることを告白。監督は「皆さんなど様々な世代の方々が楽しんでもらえる、そういう思いを込めた作品になっています」と笑顔で応じ、がっちりと握手した。

 イベントに臨む前から「楽しみ!」と意気込んでいた知夏さん。緊張する様子もなく楽しみながらリポーターの大役をこなしていた。時間の都合、用意された質問すべてを聞くことは叶わなかったが、「大舞台でこうしたリポートすることができてすごくエキサイティングしています」と満足の笑み。

 『ライオン・キング』については「動物の世界の話ですが、そこには人間模様にも通じるものが描かれていて、苦難に見舞われても頑張って乗り越えていく姿に心を打たれました。そうした作品に、リポーターという形で携われてすごく幸せです」と述べた。

リポーターを務めた知夏さん

 一方、SHOWROOMの担当者は今回の企画について「夢を叶えるプラットフォームとして、こうしたオーディションが夢をつかむきっかけになれば嬉しい。こうした経験を通じてリポーター技術を磨き、将来に生かしてほしいと思います」と語っている。

 今回、リポーターを務めた知夏さんは、SHOWROOMで人気のインフルエンサー。ファッションブランドを立ち上げたいと、パリ滞在中の2年前にSHOWROOMでの配信を開始。クラウドファンディングで資金を集め、その夢を実現させた。現在はファッションブランドの起業家でありながら、SHOWROOMを中心にタレントとして活動している。

 なお、リポートの模様は、知夏さん本人のSHOWROOM内で個人配信されるほか、静岡朝日テレビなど地上波テレビ番組でもOA予定。

SHOWROOM
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SHOWROOM知夏(ちなつ)の部屋
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