天晴れ!原宿「元気を与えられるアイドルに」原宿から発信続ける7人組
INTERVIEW

天晴れ!原宿「元気を与えられるアイドルに」原宿から発信続ける7人組


記者:小池直也

撮影:

掲載:19年06月15日

読了時間:約9分

ラブではなく、ハッピーを

「アッパライナ」タイプC

――3曲目の「カタ想ヒ」は、またガラッと変わってバラードですね。

七瀬れあ この曲は収録曲の中で一番古いものです。「天晴れっぽくないね」と言われることもあるんですけど、ファンの方にはライブで人気の曲です。今回の3曲のなかで私たちのことをあまり知らない人に聴いてほしいですね。初めての人には聴きやすいので、個人的におすすめです。

成実みく 去年の9月頃にお披露目したんです。それまでは歌を聴かせる系の曲はなかったので、デモを聴いたときは「ついに来た!」と思いました。どういう風に歌えばいいかわからなかった分、歌詞解釈にも時間をかけたので、一番向き合ってきた曲だと思っています。その曲がメジャーデビューシングルに入って、たくさんの人に届けられるのは嬉しいですね。

永堀ゆめ 天晴れの曲は楽しいものが基本なんですけど、この曲は片思いをしている人の曲なので特殊かもしれません。実体験はないんですけど、歌詞がリアルだなと(笑)。少女マンガを見ている様な感じ。

藍井すず 感情の入れ方を意識したなと思います。シチュエーションも具体的なので「この歌詞ってどういう意味なんだろう?」とか「この歌詞の部分で相手はどういう感じなんだろう」とかイメージをメンバーで話し合うこともありました。

工藤のか 私はこの曲が一番好きな曲なんです。初めて聴いた時から好きで。私が加入する時に、みんなが踊っている動画が全曲送られてきたんです。その時から歌詞が好きすぎて、ずっとこればっかり聴いてました。少女マンガも大好きなので、歌詞の意味をみんなで考えている時はすごく楽しかったです。

――現在開催中の全国ツアー『天晴れ!原宿 全国ツアー2019~Upper Light Up!!~』はファイナルがZepp DiverCityですね。

永堀ゆめ 3月からツアーは始まっているんですけど、前回のワンマンでツアーの日程は決まっていたんですよ。その時は1月で、正直実感がなかったんです。でも他のアイドルさんやアーティストさんが「Zepp DiverCityでやりました!」とSNSなどで報告しているのを見ると、楽しみなのと不安もありますね。まだまだできていないところもあるし、集まった全員を楽しませられるのかな…とか。そんな大きい舞台でパフォーマンスしていいのかなと葛藤していました。でも、今はみんなで話しあって準備しているので、完璧なものを見せたいです。「私たちが天晴れ!原宿でみんなのことを引っ張っていくよ」というところをアピールしたいなと。

藤宮めい 今まで何度か対バンイベントでライブをしたことはありました。ただ、そこでのワンマンはゆめと同じく最初実感がなかったですね。最近はじわじわ感じています。不安はまだあるんですけど、それよりも楽しみの方が強いので、今の私たちができる全力をぶつけたいです。

朝比奈れい 私たちの最大規模の全国ツアーです。ファイナルは6月7日で平日なんですが、平日でも来たいと思ってもらえるライブってすごく期待されているじゃないですか。その期待に応えられる様な、感動を与えられるものにしたいですね。来た人は全員満足して帰ってもらいたいし「ついて行かないと置いてかれちゃう」と思われるグループでありたい。今のアイドルさんって、ファンの方も女性として見て好きになる方が多い気がします。でも私はラブではなく、ハッピー。本来の「元気を与えられるアイドル」でありたいんです。

(おわり)

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