シンガーソングライターの竹内まりやが、40周年記念アルバムを8月21日に発売することが決まった。2014年9月に発売されたオリジナル・アルバム『TRAD』以来、約5年ぶり、通算18枚目のアルバム作品で、豪華3枚組62曲を収録予定。竹内は「私が辿ってきた様々な音楽の歴史を3つのディスクでたっぷりとご堪能下さい」とコメントしている。

 モア・ベスト & レアリティーズ & カバーズ「Turntable」と名付けられた本作は、コンセプトごとに分けられた豪華3枚組となっている。

 ディスク1は「More Expressions」と題し、ミリオンヒットを記録した最新3枚組ベスト・アルバム『Expressions』(2008年発売)に収録されなかった楽曲を過去11枚のオリジナル・アルバムから厳選して収録。NHKの特集番組でも歌唱した「いのちの歌」を含む、新たなベスト・アルバム、モア・ベストとも呼べる内容となっている。

 「Mariya’s Rarities」と題したディスク2は、これまでアイドルに提供してきた楽曲のセルフ・カバーやその他レアトラック集。牧瀬里穂に提供し、アルバム「Denim」(2007年発売)の初回盤ボーナスディスクのみに収録されていた「ミラクル・ラブ」、さらに岡田有希子さんに提供した「ファースト・デイト」、「恋、はじめまして」、「憧れ」など新たにレコーディングされた初出音源も収録。竹内まりやのソングライターとしての魅力が満載のスペシャルな1枚といえる。

 ディスク3は「Premium Covers」と題し、山下達郎「サンデー・ソングブック」でお馴染みの「まりやの課外(クラブ)活動」を遂に初CD化。洋楽クラシックス、ジャズスタンダード、カンツォーネ、フレンチポップスなど、洋楽カヴァーを1枚にコンパイル、竹内まりやのルーツを窺い知れる興味深い内容となった。ディズニー映画『ダンボ』日本版エンドソング「ベイビー・マイン」の英語ヴァージョンも初収録され、山下達郎とのデュエットソングも収録予定となる。

 三者三様のバラエティに富んだ内容となったこの3枚組、まさに竹内まりやの40年の活動の軌跡・音楽性を三方面から切り取った感のある、聴きごたえ満点の豪華なアルバムとなっている。

 なお、10日からRCA時代の初期アルバム5作品が各定額音楽配信サービスでの配信がスタート。併せて、350万枚を突破した初期のベスト・アルバム「Impressions」の各配信サイトでのダウンロード販売も始まる。

竹内まりや・コメント

 40周年のスペシャルアルバムができました! 今までのベストに入っていない選曲でのモア・ベスト、アルバム未収録のカップリング曲やアイドル提供曲のセルフカバーを含むレアリティーズ、そしてお気に入りの洋楽カバーズという、それぞれに違う側面を楽しんでいただける62曲です。私が辿ってきた様々な音楽の歴史を3つのディスクでたっぷりとご堪能下さい。

竹内まりや

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)