EXILE SHOKICHI「恋は日常の景色もカラフルに」コラボで聴かせるサマーチューン
INTERVIEW

EXILE SHOKICHI「恋は日常の景色もカラフルに」コラボで聴かせるサマーチューン


記者:桂泉晴名

撮影:

掲載:19年05月06日

読了時間:約4分

 EXILE SHOKICHIが5月15日、アルバム『1114』をリリース。発売に先駆け、収録曲の一部を2カ月連続で先行配信。第1弾は「君に会うために僕は生まれてきたんだ」で3月14日に配信開始。第2弾は「サイケデリックロマンスfeat.SALU」で4月17日に配信。『1114』というタイトルは、1stソロアルバム発売から1114日が経ったことを意味する。その断片とも言える今回の先行配信曲。どのような思いが込められているのか。SHOKICHIが同作について語ったインタビューを3回に分けて紹介する。第2回は4月配信の「サイケデリックロマンスfeat.SALU」。2カ月連続配信シングルの第2弾で、2019年の夏を盛り上げるナンバー。どのような思いを込めたのか話を聞いた。【取材=桂泉晴名/撮影=片山拓】

恋は日常の景色もカラフルに染めていく

EXILE SHOKICHI

――「サイケデリックロマンスfeat.SALU」は、南国を思い起こさせる陽気なナンバーで。

 楽しい感じですね。ライブでお客さんと一緒に楽しめる曲にしたい、と思って作りました。この前出演したフェスで初披露させていただいて。すごくキャッチーな部分も作ったりしたので、初めて聴いた人でもノリやすい感じにはなっていると思います。

――ラッパーのSALUさんとは去年「Good Vibes Only feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI」などを一緒に作られています。

 「Good Vibes Only」で昨年1年の夏を盛り上げられた感じがあったので、今年もまたSALUくんとサマーチューンを作れたら、と考えていて。すごくいい感じに仕上がりました。

――「サイケデリックロマンス」というタイトルですが、サイケデリックというのはSHOKICHIさんの中でどういうイメージでしょうか?

 何か目をひくようなタイトルをつけられたら、と思ってこのタイトルになりました。ここでいう“サイケデリックロマンス”という意味は、恋をしてちょっとウキウキなときは、日常の景色もカラフルに染まっていくよね、というイメージで。コンクリートさえも花のような色に染められていく、といった意味合いがあります。

――そういった意味があるんですね。

 逆に落ちているときは、全部がモノクロームに見えてしまう。でも恋をすれば楽しくハッピーにカラフルな世界に変わっていく。だから内容としてはラブソングなんです。でも夏っぽい歌でもあるから、2019年の夏の思い出をこの曲に刻めたらな、と思います。6月29日からは僕にとって初のアリーナツアーもありますからね。

――SALUさんのボーカルとの関係性について、SHOKICHIさんはどのように感じていますか?

 僕とSALUくんのボーカルはまったく相反するというか。共通点のない声同士だから、すごく異色なコラボレーションなんです。でも自分は癖の強い独特な声なので、交じり合ったりするのは結構難しかったりするんです。さらにSALUくんも独特なので、個性と個性が並び立っている、みたいな感じで一つの作品にできてるかなと思います。

――「サイケデリックロマンスfeat.SALU」の制作をしている中で、今回新たな発見はありましたか。

 SALUくんに書いてもらうところだけ穴を開けて渡して作ってきてもらったんですけど、事前に何となく“こういう感じでくるかな?”みたいな自分の想像はあったんです。でもまったくその想像とは別物に書いてきて。改めて“やっぱりSALUくんはおもしろい!”と思いましたね。

――詞の中には<まるでジャックとアリー>と昨年公開された、レディー・ガガ主演の米映画『アリー/スター誕生』の登場人物が入っていたり。

 最近のキーワードも入っていますよね。

――ちなみに「サイケデリックロマンスfeat.SALU」ミュージックビデオはロサンゼルスで撮影されたそうですが、どんな撮影だったのでしょうか。

EXILE SHOKICHI

 天気にも恵まれた撮影でした。空がものすごい青で。自分の衣装もとてもカラフルな感じで。パキッとしたカラフルな作品なりました。非常に満足してます。

――ちなみにSHOKICHIさんが好きな色は?

 身につけるものであると、わりと赤とかは多いかもしれないです。派手なというか、結構原色に近い色が好きです。

――「君に会うために僕は生まれてきたんだ」と「サイケデリックロマンスfeat.SALU」の2曲が配信されますが、まったく別の魅力を持った楽曲ですね。

 全く共通点のない2曲なのですが、それもひとつの自分らしさを表していると思います。

(おわり)

※アルバム『1114』のインタビューは13日に公開

ヘアメイク/Toshiyasu Ohki

スタイリスト/JUMBO(SPEEDWHEELS)

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