高橋ひかる、甲斐翔真、サイバーマン、莉子、中山咲月、はやしん、フレデリック、藤井道人監督が31日、都内でおこなわれた、劇場版『パラレルスクールDAYS』公開記念舞台挨拶に登壇した。

 映画は、放課後ドラマシリーズの第二弾『パラレルスクールDAYS』の映画化。 既に関連動画は総再生数1700万回を突破、映画化が希望する声が多く寄せられたことから、この日、公開された。

 その物語は、現実の世界(2年B組)とSNSの世界(もう一つの2年B組)の2つの世界に高校生らが翻弄されていく姿を描く。主演を高橋ひかるが務め、俳優・甲斐翔真、YouTuberレイターズ・はやしん、夢アド・志田友美、レイターズ・サイバーマン、SNSクリエイター/女優・大関れいか、Popteen専属モデル・莉子、ジェンダーレス女子・中山咲月らが出演。主題歌には、フレデリックの「エンドレスメーデー」が起用されている。

笑みを浮かべる高橋ひかる

 純白の衣装に身を包んだ高橋は「実際にYouTubeで公開されているので、ドラマとは異なり、コメント見られてドキドキしました」。またこの作品を「本当の自分って何なんだろうとか、SNSの自分って何だろうとか、難しいことは考えずに自分というものを大切にしてもらいたいなと思いました」と語った。

 その主題歌を作詞作曲したフレデリックの三原康司は「主題歌に起用されてことに感謝、ありがとうございます、が一言目にあります。こういう場でこういう繋がりがあって主題歌をやれることはなかなかない巡り合せなので嬉しい」と笑み。作品の世界観や話を重ねるごとに、曲の印象や感じ取り方が変化しているとし「作った自分自身も考えるところがありました」と感慨触れた。

フレデリック、莉子、高橋ひかる、甲斐翔真、はやしん、サイバーマン、中山咲月、藤井道人監督

 また、歌詞のポイントとして「SNSの話がありましたが、歌詞の一部も切り取ったりすることも出来るけど、1曲としての流れがあったからこそ、いま流れているものがあるので、欲張って全部といいたいです」と、ドラマでは流れないところも含めて一つの作品として大事に捉えていると明かした。

 「エンドレスメーデー」のミュージックビデオには高橋ひかるが出演している。康司は「自分たちのMVは毎回毎回こだわっています。高橋さんは、ドラマを見た時もそうですけど、その表情一つで雰囲気を変えてしまうようなそれだけの強い魅力がある方なので、その方にMVに出演したいただたのは光栄」と感謝。更に「撮影でパラレルの一員、出演者になれた気持ちになれました。凄く良い撮影でした」と振り返った。

フレデリック、莉子、高橋ひかる、甲斐翔真、はやしん、サイバーマン、中山咲月、藤井道人監督

 対して高橋はMV出演は「嬉しかった」とし「曲を初めて聴いた時に、実際にドラマを重ねた時にどうなるだろうと思いました。話数を重ねるたびに曲が重なって。凄く素敵。MVに出演してあの世界観に一緒に入れたのは嬉しかった」と称えた。

 また、ボーカル&ギターの三原健司は「劇場版で見るのとYouTubeの5×20で見るのとではまた印象が変わってくると監督が話されましたが、それは主題歌もそうで、一話一話見ていくうちに、自分たちの曲の印象も変わってくる。そういうことも含めて、5×20も見てほしいし、劇場にも足を運んで、僕たちのライブのように生で体験してもらうのも一つ。自分たちのライブをこれからやっていくうえで、この経験は大切にしていきたい」と語った。

 なおこの日、映画の追加上映が決定。小説化されることも発表された。※高橋ひかるの「高」は正確にははしごだか。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)