Fragrant Drive「このメンバーでやっていきたい」紆余曲折を経て得た強さ
INTERVIEW

Fragrant Drive「このメンバーでやっていきたい」紆余曲折を経て得た強さ


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年03月28日

読了時間:約15分

このメンバーでやっていきたいという思いはどこのグループよりも強い

――さて、Fragrant Driveというグループ名にはどのような思いが込められているのでしょうか。

板橋加奈 Fragrantが「良い香り」でDriveが「衝動」や「加速する」といった意味なんです。これから「アイドル界を突っ走るぞ!」といった思いが込められていて、それを胸に活動しています。

伊原佳奈美 私は英語が苦手なこともあって、最初聞いた時に一回で聞き取れなくて、聞き直してしまいました(笑)。

――格好良い名前ということもあり、アー写のみほさん、すごく存在感を放っていますね。

片桐みほ もっと可愛い表情の方が良かったんですけど(笑)。

西岡玲菜 カッコよくて私は好きだよ。撮影の時はとにかく「目の奥から訴えろ」みたいな感じでアドバイスを頂いて。

片桐みほ その結果がこの写真なんです(笑)。

――目力がありますよね。さて、デビュー曲「胸の奥のVermillion」は疾走感もあってフラドラを象徴するような楽曲になりました。

板橋加奈 第一印象は力強さが表れている歌詞だなと思いました。Clef Leafはなかなか夢が叶っていかない、seeDreamもライブがない時やメンバーの変動も多くて、近くで苦労しているところを見てきました。合体した時にアイドルで頑張って、このメンバーでやっていきたいという思いは、どこのグループよりも強いと思います。歌詞にある<あなたの胸にも緋を灯してあげる>は、私たちの気持ちを表してくれていて、歌いがいがあるなと思いました。

西岡玲菜 誰かに希望を持たせてくれる曲だなと感じました。歌詞にある<Drive Your Dreams…>は元気を与えられると思いますし、歌っている自分たちも目標を持って「もっと上に」と思えるんです。今の私たちが出ている曲だと思います。私は落ちサビを担当させて頂いたのですが、そこを歌っていると、強欲かも知れないですけど「もっと上に!」という気持ちが出てきます。デビュー曲がこの曲で良かったなと本当に思います。

――ゆずさんはレコーディングいかがでしたか。

葉山ゆず 本当に初めてで、まずレコーディングブースに入るのが怖くて…。「うわっ、1人じゃん」って(笑)。歌は大好きなんですけど、下手なんです…。その中で <未来を拓く>という歌詞のところを担当させていただいたんですけど、声がなかなか出なくて。何回も録り直しました。でも、音源を聴いてくれたファンの方が「良かったよ」と言ってくれる方が沢山いたので、頑張って良かったなと思えるレコーディングでした。

板橋加奈 今まで聴いたことがない声だったので、私たちもビックリしました。

――新しい扉を開いたんですね。真凛さんはレコーディングいかがでしたか。

加藤真凛 私も初めてだったんですけど、レコーディングが出来る喜びと、頑張らなきゃいけない焦りとプレッシャーもあって、感情がわからなくなってしまい2番のサビで泣いてしまいました…。そうしたら佳奈美ちゃんが来てくれて「大丈夫、きっと上手く歌えるから」と励ましてくれたんです!

伊原佳奈美 私も初めてレコーディングしたときに全く声が出ていないと言われた経験があったので、気持ちがすごく分かりました。その時に苦戦したこともあって、レコーディングに苦手意識を持つようになってしまったので、頑張って欲しいなと思って声を掛けたんです。

――確かに最初というのはすごく大事ですからね。

加藤真凛 一番最初に駆け寄って来てくれて、すごく嬉しかったです。

――愛されてますね。みほさんはいかがでしたか。

片桐みほ 私も初めてのレコーディングで「胸の奥のVermillion」は、すごく緊張してはいたんですけどスムーズに歌うことが出来ました。<弱さは罪だと自分には言い聞かせていた>という、一見ネガティブな印象を持たれるパートを歌わせて頂いているんですけど、自分とリンクしていたこともあって感情移入できて歌えました。

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