郷ひろみ、NHKホール内を駆け抜け熱唱「緊張が途切れない」
郷ひろみ
【第69回NHK紅白歌合戦、リハ2日目、30日、NHKホール】31回目の紅白となる郷ひろみ(63)がリハーサルに臨んだ。
数あるヒット曲のうち、「GOLDFINGER'99~GO!GO!2018~」をものまねJAPANとのコラボで歌唱する。そのパフォーマンスは、会場の入口からたくさんのパフォーマーに囲まれながら階段を降りり、ロビー、ホールへと歌いながら移動してく派手なパフォーマンスだ。
リハから本番までの流れを想定し「緊張が途切れない感じですね」と現在の心境を語る。普段は歌いながら踊るということにも慣れているという郷だが「今回は始まってあっという間に終わる。そういう部分は意識をしなければいけない」と厳しさを訴えながらも「(パフォーマンスって)歌詞も動きも間違えられないんだけど、僕たちの仕事の良いところは、そういうところなんですよ。緊張感がみなぎる中で、何かを爆発させるというか」と、そのやりがいを改めて感じている様子。
ツアーにファンクラブイベント、ディナーショーと目まぐるしく過ぎていた今年一年を「一年の早さを感じますし、それだけ詰まった一年だったと思います」と感慨深く振り返りながら、その一年の締めくくりとして「(「GOLDFINGER」を歌うと)自分自身、歌っていて元気が出るし、自分で自分の背中を押せるし、聴いている方も、迷っている方がおられれば一緒にその背中を押せれば、みたいなことを考えながら歌っているけど、そういったことが紅白で表現できるのが嬉しいと思います」と意気込む。
また来年に向けては「週3でトレーニングをしているので、あまり体調の心配はないと思っているけど、過信せずに。また、一つの歌を歌うにしても、いろんなかたの解釈の仕方が違ったり、その中でも元気が出るという部分では一緒かなと思ったりしているから、そういったことを踏まえて、自分でしかできないパフォーマンスや歌をやっていきたい」とさらなる表現への意欲を明かした。
一方、リハーサル中にも関わらずパスを首から提げていたことを記者から突っ込まれると「一度(入り口で)止められたことがあったんです。それからは必須なんだと思って、毎年(リハーサルでも)提げるようにしているんです。医者の薬も、5日分服用と言われたら5日分しっかりと飲み切りますから!」とコメント、笑いを誘っていた。【桂 伸也】



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