【第69回NHK紅白歌合戦、30日、リハーサル2日目、NHKホール】SEKAI NO OWARIはリハーサルで「サザンカ」をチェックした。平昌冬季オリンピック・パラリンピックNHK放送テーマソングとなった同曲が、紅白のステージ上のスクリーンで選手達の勇姿と重なり、楽曲の美しい世界観を映し出した。

 ステージセットは鍵盤にDJセット・ギターとシンプルながらも、セカオワの世界観が凝縮したバンドの佇まい。紅白の舞台に、ファンタジックながらも紳士的なバンド特有の貫禄が漂い、SEKAI NO OWARIの存在感を自然体で示していた。

 ピアノ担当のSaoriは2017年の紅白では産休のため出演を見合わせ、代わりにギター担当のNakajinがピアノを演奏していた。今年はイントロをSaoriから奏で始める「サザンカ」を、本番さながらにエモーショナルに演奏し、改めて楽曲の温かい力を感じさせた。

 冬の季節が合うセカオワの楽曲と佇まい、存在感。紅白本番での「サザンカ」の披露に期待だ。【平吉賢治】

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