欅坂46二期生・けやき坂46三期生「お見立て会」元銀行員やサックス・和太鼓など個性派10人
欅坂46二期生・けやき坂46三期生の新メンバー
欅坂46二期生と、けやき坂46三期生「お見立て会」が10日、日本武道館でおこなわれ、二期生9人と、けやき坂46三期生1人の計10人がお披露目された。今年7月に乃木坂46・欅坂46・けやき坂46の新メンバーを決定する「坂道合同オーディション」で約13万人の応募者の中から8月に合格者が決定。今回新メンバーとして初のイベントで欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」など3曲をパフォーマンス。メンバーが「10人にとって、とてもいいスタートになった」と振り返ったように、練習の成果をいかんなく発揮したステージで観客を魅了した。【取材=松尾模糊】
「坂道合同オーディション」では39人が合格。3日に日本武道館でおこなわれた、乃木坂46の「お見立て会」で四期生として11人が初お披露目していた。今回は欅坂46二期生に井上梨名、関有美子、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、松平璃子、森田ひかる、山崎天(崎は立に可の異体文字)、そしてけやき坂46三期生に上村ひなのが選ばれた。残る18人は「坂道研修生」として活動する。
会場には、新メンバーをひと目見ようと多くの観客が詰めかけた。ステージの後方のスクリーンにプロフィールが映される中、新メンバーが登場。大きな歓声と拍手が起こった。
井上は「盛り上がって行くぞー」と気合を入れ、「こんな私でもよろしくお願いします」と得意の『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけのものまねを披露。関は「これから一生懸命がんばります」と言い、得意のサックスを披露。
滋賀出身の武元は「これから滋賀県の魅力を発信していきたい」と言い、得意のダンスを披露。大阪出身の田村は「頑張るからみとってなー」と関西弁で意気込みを叫んだ。
藤吉は「みんな応援してな」と呼びかけ、元銀行員という特異な経歴を持つ、松田は「これからたくさんの人に愛されるアイドルになりたい」と言い、紙幣の枚数を勘定する、得意の「札勘」を見せた。
松平は「一生懸命頑張るので皆さん、私のことを好きになって下さい」と言い、森田は得意の和太鼓を演奏。新メンバーの中で身長が一番低い森田は「小さいですが頑張ります」と叫んだ。
13歳で最年少の山崎は「欅坂をアイドル界の頂点に導きます」と決意を述べ、得意の変顔も見せ、歓声が上がった。上村は「きらきらと輝いていきます」と意気込んだ。
イベントでは、観客が握手会に参加できる権利をめぐって「勝ち抜けチャレンジ抽選会」と題し新メンバーによるクイズ大会がおこなわれた。カルトクイズ、2択クイズなどでメンバーが当せん者を決め、盛り上がった。
後半は彼女たちのスペシャルステージを展開。メンバーが今回の舞台の練習する映像がステージ上のスクリーンに流れる中、藤吉がセンターとなり、「サイレントマジョリティー」でステージを開始。観客からも掛け声が巻き起こり、会場の熱気が上がった。
さらに、上村がセンターでアッパーチューン「誰よりも高く跳べ!」を披露。飛び跳ねながらパフォーマンスを披露し盛り上げた。
MCで松田は「ありがとうございました。初めてのステージが日本武道館で感謝しています」と述べ、最後に藤吉と上村のWセンターで「W-KEYAKIZAKAの詩」でステージを終えた、ペンライトを持ちながらのパフォーマンスで一体感のあるステージで彼女たちの初舞台を締めくくった。
最後はステージを終え、メンバーがそれぞれコメント。井上は「すごく緊張して不安だったんですけど、みんながペンライトを振ってくれて有り難かったです」と言い、関は「楽しかったです」、武元は「ファンの方に会えて嬉しかったです」と話す。
田村は「もっとたくさん出れるように頑張ります」と意気込み、藤吉は「今日は楽しくて達成感を初めて味わえました」と満足気。
松田は「ライブに憧れを持っていたので楽しかった」、松平は「先輩たちが作り上げてくれたお陰でステージに立てたので、これから頑張りたい」と決意を改める。
森田は「10人にとって、とてもいいスタートになった」、山崎は「先輩たちが頑張ってきたから恩を返せるように努力していきたい」と言い、上村は「皆さんの温かい声援で緊張がほぐれました。今は未熟ですが、皆さんをハッピーにしていきたい」と意気込んだ。