OH MY GIRL、カメレオンみたいに変幻自在!? グループの魅力に迫る
INTERVIEW

OH MY GIRL、カメレオンみたいに変幻自在!? グループの魅力に迫る


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年12月27日

読了時間:約14分

言葉を超越した絆を公演が終わったあと感じた

――8月になかのZERO大ホールでおこなわれた『日本デビューShow Case Live』はいかがでしたか? 拝見させて頂いて、音楽だけではない皆さんの魅力が出ていて興味深かったのですが。

ヒョジョン ありがとうございます。1日に3回公演だったので、MCのメンバーを変えてやりました。それで、3回とも雰囲気が変わったこともあって、私たちもすごく楽しかったです。

ヒョジョン

――ハプニングもあったりしましたか?

ミミ 「バナナが食べれないサル」のパフォーマンス中に尻尾が取れちゃって、焦りました(笑)。

ミミ

ビニ そうでした!

ビニ

――「バナナが食べれないサル」といえば、倍速の音源に合わせて踊るというコーナーも面白かったですね。

ユア 私たちも踊ったんですけど、あれは思っていた以上の速さで(笑)。

ユア

――でも、凄い対応力だなと思いました。対応力と言えば、メンバーを変えてのMCもすごいなと。MCって日本語が喋れても、難しいと思うんです。

ジホ 1部がミミちゃんで、2部が私、3部はビニちゃんがスペシャルMCを担当させて頂きました。

ジホ

ビニ 確かに大変でした。私たちはまだ尊敬語が上手く話せなくて…。日常生活で使っている言葉と違うので、そこがすごく難しかったです。

――私が拝見させて頂いたのは、ジホさんがMCを担当された2部だったのですが、「さすが」といった感じでしたよ。

ジホ ありがとうございます! でも、すごく緊張していて、本番中は頭の中が真っ白になってしまいました。なので、何を喋っていたのか、ほとんど覚えていないんです…。

――そうだったんですね。アリンさんはいかがでしたか。

アリン 3回公演だったということもあって、一回一回新鮮な気持ちでステージに臨めました。3部全ての公演に来てくれたファンの方もいて、もっとやりたいと思える公演でした。今回はショーケースだったので、次はコンサートとしてのOH MY GIRLを見せたいと思いました。

アリン

ユア 日本で3回公演というのは、初めてだったので、すごく貴重な経験が出来たなと思っています。多くの日本のファンの方ともお会い出来て本当に嬉しかったです。

――その3回公演というのは、体力面ではどうなんですか。

ジホ もう、やりきったという感じでした! やる前は「私たちは出来るのだろうか」という不安もありましたけど。

スンヒ 達成感があったので、疲れたという感じではなかったです。みんなで全力でやりきりました。ファンの方たちと幸せな空間を作れたなと思います。

スンヒ

――もうすぐ2018年も終わってしまうのですが、皆さんの印象的だった出来事は? もちろん日本デビューもあるとは思うのですが。

ミミ そうですね。「Secret Garden」が韓国で1位を獲れたことです。OH MY GIRLとしても初めての1位だったこともあって印象に残っています。あと、こうやってインタビューとか取材などが増えたこともあって、信じられない1年でした。

ジホ やっぱり「Secret Garden」が1位を獲れたことで、幸先の良いスタートを切れたなと思っています。あと、先日も韓国でコンサートをおこなったのですが、日本のファンの方たちが駆けつけて下さったこともあり、そのコンサートも思い出深いです。母国でのコンサートでは日本語では話さないのですが、言葉を超越した絆を、公演が終わった後に感じることが出来ました。

――言葉も重要なファクターではありますが、本当に伝えたい、感じ取りたいという想いがあれば通じ合えますよね。

ジホ はい。心から通じ合えた感じがあって、すごく記憶に残っています。

――良いライブになったんですね。アリンさんはいかがでしたか。

アリン 私も二十歳(韓国の年齢)を迎えて、大人になりましたし、グループとしても韓国で1位になったり、日本デビュー出来たこともあって、みんながすごく成長することが出来た1年でした。

――ヒョジョンさんからみて、特に成長が著しかったのは?

ヒョジョン みんなそれぞれ成長しましたけど、ビニちゃんが成長の振り幅が一番大きかったかなと感じています。日本語の発音や歌の発声など、すごく上手になりました。あと、赤い髪にして大人っぽくなって。

――確かに雰囲気変わりましたね。ビニさんの今年印象的なことは?

ビニ 初の1位、初のユニット、日本デビューと初めて尽くしの1年でした。新しいことに挑戦させて頂けたという感じもあります。

スンヒ 本当に1位を獲れた時は泣きましたから。

――皆さん号泣?

スンヒ ジホちゃん以外は(笑)。私とビニちゃんが一番泣いちゃって、テレビ番組で発表されて、そのあと歌うことになっていたので、歌えるか不安になりました。

――ジホさんはあまりそういった時には泣かないタイプ?

ジホ そうなんですよね。私は幸せな時には泣かないタイプなんです(笑)。なので、みんなが泣いているのを外から見ていました。

――嬉し泣きはないと(笑)。ユアさんはいかがでしょうか。

ユア 日本デビュー出来たことですね。やっぱりずっと夢だったこともあったので。

――念願が叶ったわけですが、最近は日本に来る機会も増えたと思います。驚いたことなどはありましたか?

ユア ありました! 日本に来た時はホテルに宿泊させて頂いているんですけど、自動ドアの開き方が、横じゃなくて奥に開いたのはビックリしました。韓国では横しか見たことなかったので…。

――それは割と日本でも珍しいと思いますよ(笑)。私はそのタイプの自動ドアに当たったことないです。

ユア そうなんですか! 日本はそういうのが多いのかと思ってました(笑)。

スンヒ 私はゴミ箱の蓋が足で踏んで開いたのも、ビックリしましたけど(笑)。

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