ギャップ豊かなLUCENTE
――リーダーであるU.SEONGさんにお聞きします。この個性的なメンバーを纏めるのに大変なところはありますか。
U.SEONG まず僕は、みんなを尊重したいという気持ちが強いです。リーダーだからといって上から目線にならないように気をつけています。もうみんな子供でもないので、アドバイスはしますけど。大変なところはたまにですけど、意見がまとまらない時があるので、それを纏めるのは大変です。でも、ケンカはしないしですし、仲がすごく良いです。もう家族同然なんです。
――皆さん一緒に生活しているとのことですが、困ったことなどありますか。
HERO みんな綺麗好きではあるんですけど、掃除ですね。やっぱりこの人数で一緒に暮らしていると、すぐ汚くなるんです。やってもやってもキリがないのが困ります(笑)。
U.SEONG あとは、僕の靴下がどこかにいっちゃうんです。だれかが持っていってると思います。犯人の一人は分かったんですけど(TAEJUNの方を見る)。他にも犯人はいると思うんですけど、まだ捕まえていないんです(笑)。
TAEJUN (笑)。もう自分の靴下を買ったので大丈夫です。
――共同生活“あるある”かもしれないですね。さて、9月に韓国デビューをされて、11月には日本デビューされたみなさんですが、日本でしてみたいことなどありますか。
TAEJUN まずは日本でしか食べられないものを食べてみたいです。あとはラーメンですね。韓国にもラーメンはありますけど、日本のラーメンほど美味しいのは少ないです。
――日本でパフォーマンスしてみたい目標の場所などありますか。
U.SEONG これはみんな満場一致で、やっぱり東京ドームです。
――単純に一番大きい会場ですからね。そこを目指すにあたってLUCENTEが他のグループにはない武器、特徴はどこにあると思いますか。
U.SEONG 今回リリースさせていただいた『The Big Dipper』に収録されている曲達はパワフルなものから、繊細なものまでバラエティに富んでいます。その楽曲の振り幅と、あとはいろんな国で現地の言葉で歌って、現地のファンの方たちと交流を強めていけたというのは、他のグループにはない強みだと思っています。
――デビュー前から海外での活動もされてましたからね。さて、デビューミニアルバム『The Big Dipper』で皆さんおすすめの曲を教えて下さい。
Z.HOO 全部オススメなんですけど、どれかと言われれば、今作のリード曲「何か違う(YOUR DIFFERENCE)」です。
PARKHA 僕は「HOW ABOUT YOU」です。思っていた以上に良い反響がありました。美しいバラード曲で気に入っています。
――収録曲のなかでパフォーマンスするのに大変な曲はありますか。
U.SEONG どの曲も最初は難しいです。でも、夢中になって練習しているうちに、難しいことがどんどん慣れてきて、その難しさというものが感じられなくなります。
――「何か違う(YOUR DIFFERENCE)」はMVも撮影されてますが、みなさんが観て欲しいポイントはどこでしょうか。
HERO オススメは僕が歌っているサビです(笑)!
U.SEONG あと、サビのみんなで踊る部分は一番のオススメポイントです。最初はみんなバラバラで合わなかったのですが、もう長年一緒にやっていることもあって、みんなが意識を合わせようというところに向かっているので、足音だったり、さまざまな音などから感じ取れてシンクロ出来るようになってきました。常にそういう感覚を探しながら踊っています。
――常に五感を張り巡らせている感じなんですね。さて、レコーディングでのエピソードなどありましたら教えて下さい。
U.SEONG 「何か違う(YOUR DIFFERENCE)」でZ.HOOが野生的に叫ぶシーンがあるんですけど、そこはかなり苦戦していました。あれは簡単ではなかったです。
Z.HOO 大変だった! そこだけで20テイク以上録りましたから。
HERO その後の僕のパートも大変で、すごく音が高いんです。そこを「Ah」でやったり「Uh」で試したり試行錯誤しました。
KOGUN 僕は本来、ハイトーンを得意とするタイプのボーカルなんですけど、今回はあえて低いパートを歌わせて頂きました。そこが難しかったです。
Z.HOO 僕とKOGUNの声質の違いも良いコントラストを生んでいると思います。
――さて、日本のリスナーに一言でLUCENTEを説明するとした、どのようなキャッチが良いと思いますか。
HERO キラキラかな? LUCENTEの語源にも「星のように明るく輝く」という意味もありますし、みんなも輝いていると思うので。
BAO LUCENTEはまた何度も観たくなる、中毒性のあるグループだと思います! なので中毒性でしょうか。
PARKHA オンとオフがはっきりしているグループです。本番前の楽屋ではじゃれ合ったりしてますけど、いざステージに立ったらしっかりとします! ギャップ豊かなグループだと思います。
――最後に日本のファンの方にメッセージをお願い致します。
U.SEONG 自分たちの曲もまだない時に日本に来て、コンサートをしたことがあるんですけど、こうやって1年後に自分たちの曲を持って日本でデビューすることが出来ました。これをスタートに皆さんに愛されるグループになりたいと思っていますので、是非宜しくお願いします!