コンプレックスは個性、ゆにばーす・はら 詐欺メイクの誕生秘話
INTERVIEW

コンプレックスは個性、ゆにばーす・はら 詐欺メイクの誕生秘話


記者:木村武雄

撮影:

掲載:18年08月19日

読了時間:約8分

大のゆず好き

 違う自分と出会える。それはメイクだけではない。音楽もその一つにあるだろう。はらは大のゆずファンで、『M-1グランプリ』決勝のステージに上がる前にもゆずの曲で励まされたという。ここからはゆずへの思い、音楽への思いについて聞いた。以下は一問一答。

――個性を生かす、違った自分に変えられるという意味では音楽も同じ役割があると思います。はらさんはゆずがお好きなんですよね。

 人生に寄り添ってくれる音楽です。辛い時にはばっちりとその状況にあった曲があって、頑張る時にもばったりあった曲があって、ずっと側にいてくれる感じの曲なんです。

ゆにばーす・はら

――なかでもお気に入りの曲は?

 それは選べないんですけど、必ずこういう場面で聴いている曲があります。「M-1」の時もそうですが、決勝の舞台に出る時、やっぱり緊張が勝ってしまうので闘志を漲らせるために、ゆずさんが最初に出した「てっぺん」という曲を聴いて出ました。歌詞で“どっかの山のてっぺんでどっかの誰かが笑っている、それを僕は見ながら違う山のてっぺんを目指す”と言っているんですね。“違う山のてっぺんを目指すんだ”と、助言をくれる感じですね、ゆずの音楽は。

――ゆずさんの曲を聴くと気持ちが瞬時に切り替われる?

 切り替えられます。すごい集中します。番組収録とかでもそうです。本当に緊張してどうしようもない。そういうときは、ゆずさんの中でも応援するような曲がいっぱいあるんですけど、そこからチョイスして、最近だったら「うたエール」を聴いています。“見ているから、上手じゃなくても自分なりでいい、頑張れ、惜しみない拍手を送る”というメッセージを自分に置き換え思い込んで出て行っています。気持ちを落ち着かせたり、結構いろんな場面で聴いていますね。スベったときも「マジで終わった」と思って落ち込みますが、「ユーモラス」という曲に<勇気でもって>という歌詞があるんですけど、ちょっとしたフレーズでも元気をもらって。本当に泣きたい時は“泣けばいいんだよ”といってくれる曲もあるし、自分にあったすべての状況にあった曲があるから私の人生にゆずさんはかかせません。

――メイクは個性を生かすという話もありましたが、音楽は?

 音楽は本当に好きで、衣・食・住・音楽だと思います。結構必要なものだと思います。気分の切り替えやリラックス効果もありますし。

――どこに注目していますか? 歌詞?

 歌詞とメロディです。

――ゆずさん以外にも聴いたりもしますか?

 洋楽も聴きます。R&Bが多いですね。ブルーノ・マーズやレディー・ガガ、ケイティ・ペリーとか。クラシックも聴きますし、ジブリの音楽をかけながら寝たりもします。いろいろと聴いています。ただ、ゆずさんはぶれないです。ずっと好きです。

――ご自分で楽器を弾いたりとかは?

 たぶん、ゆずさんが好きな人なら一度はやると思うんですけど、アコギに挑戦しました。でも指が短すぎて、Fが押さえられなくて…(笑)ゆずさんの「連呼」のサビの初めのちょっとしか弾けませんでした。高校生の時は、吹奏楽部に入っていました。パーカッションを担当していたんですけど、でも学校が弱小で、人数も少なくて、6つのパートを掛け持ちしていました。楽器もってウロウロして、トライアングルやって、太鼓叩いて(笑)それと小学3年生ぐらいまでピアノを習っていましたので、相対音感みたないものはあると思います。

ゆにばーす・はら

――ライブも行く?

 ゆずさんのライブは行っています。本当に好きで、グッズも買ってます。それぐらい好きです。

――はらさんの人生のなかにゆずさんはあるんですね。

 本当そうです。

(おわり)

「ゆにばーす単独ツアー「新世紀ハランゲリヲン~優勝補完計画~」

■8/23(木)オオサカ作戦
【時間】18:40開場 19:00開演 
【場所】なんばグランド花月(大阪)

■9/24(月)  サッポロ作戦
【時間】13:30開場 14:00開演
【場所】ターミナルプラザ ことにパトス (札幌)

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事