シンガーソングライターのUAと俳優・村上淳の長男で俳優の村上虹郎が10日、TBS系で放送された『A-Studio』に出演。母親の人柄に触れたほか、2010年に起きた自宅全焼の火事についても言及。夜中に目が覚めたときには異変に気づかなかったと明かした。

 学友らが登場するエピソードVTRを観賞した村上は、母・UAと長い間、衝突していたと語る。「愛の深い方なので、その愛が自分に向けられることに対しての怒り」があったと反抗心を抱いていたという。

 さらに、UAがお酒に酔っていたとき、「コソッと、親子じゃなかったら結婚してるのに」と虹郎に言ったといい、「僕も親離れが遅かったけど、子離れが遅かった」と母の横顔に触れた。

 そのUAは2008年に村上惇と離婚後、元モデルの男性と結婚し、現在は4児の母でカナダに在住している。

 自身以外は自宅出産だったと語った虹郎は「僕が(第2子の)へその緒を切ってますから」と明かし、「3人目以降は助産婦さんがいない。僕の義理の親父がキャッチして」と生々しい出産の様子を語り、司会を務める笑福亭鶴瓶らを驚かせた。

 さらに、当時はニュースでも取り上げられた、2010年にUAらと暮らしていた神奈川県相模原市の自宅が全焼した火事にも言及した虹郎。

 その時には2人の友人が遊びに来ていたと言い、夜中に目が覚めると「調子悪くて。僕けっこう、体が弱くて、ぜんそくとか。久々にぜんそくで熱が出たと思って、2階は熱くないから」と当初は火事に気づかなかったという。

 そして、UAが西洋医学を嫌がっているため、漢方薬を飲もうと1階に降りた虹郎。すると、「『床がアツっ!』ってなったんです」と感じたものの、それは自身の体調の悪さが原因と思ったといい、パニックの虹郎は「灯油ストーブに1回しがみついた」と情景を振り返った。

 虹郎は「俺やばい、俺やばい」と自身の体調への不安を抱えながら熱い床を歩いていると、「踊り場くらいのところから親父がかついで逃げさせてくれた」とコメント。九死に一生を得た虹郎は、幸運にも親指が焦げる程度のけがで済んだという。

 1997年にUAと村上の長男として誕生した虹郎。2014年に河瀬直美が監督を務める映画『2つ目の窓』で映画初出演・初主演を飾るなど、以降、俳優としてのキャリアを積んでいる。

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