大事MANブラザーズ立川俊之(52)と、お掃除ユニット・名古屋CLEAR'SによるコラボレーションCD「掃除が大事」の発売を記念したイベントが2日、都内でおこなわれ、コラボの経緯や感想を語った。

 名古屋CLEAR'Sは、神田理保(22)、愛澤麻衣(21)、咲花瑠佳(16)、永田華(18)、七瀬みゆ(18)、羽田野栞(24)、卯知手のこ(18)、美月(14)からなるアイドルグループ。この日は、立川と、永田を除くメンバー、そして、プロデューサーのYUKI KITAMURAが出席した。

 「掃除が大事」は、立川をフィーチャーした名古屋CLEAR'Sとのコラボシングル。立川が作曲した大事MANブラザーズバンドのヒット曲「それが大事」のメロディに合わせ、“掃除の大切さ”に沿って立川が作詞、名古屋CLEAR'Sが歌う。またカップリングには「それが大事」を名古屋CLEAR'Sが立川とともに歌うバージョンも収録されている。

大事MANブラザーズ立川俊之

 今回のコラボレーションが実現した経緯をたずねられると、立川はいきなり「経緯も何も…僕はプロデューサーのYUKIにだまされて…」などとコメント、笑いを誘いつつも「来るべき2020年にはいろんなことが激変すると思うけど、こういう人がこれからを担っていくということで、皆さんとこの曲でコラボできたこと、また新しいことで旧曲を知っていただく機会ができたことに感謝しています」と、今回の機会を得た喜びを語る。

 小学校時代には「それが大事」をよく聴き、メロディを口ずさむことがあったと振り返るプロデューサーのYUKIも「こういう風にやらせてもらえるとはと思ってもみなかったので、今回の話が来たときには感慨深いものがありました」と同様に今回の好機の所感を語る。

 一方で、今回のシングル曲を歌う名古屋CLEAR'Sのメンバーは、原曲の「それが大事」がリリースされた27年前は、まだ生まれてなかったと改めて語り、当時の年齢は、神保が「マイナス4歳」、愛澤が「マイナス5歳」などと、総じて皆マイナス年齢であるとコメント。それ聞いた立川は「イライラしますね」などとコメントし笑いを誘いながら「27年前、まだ彼女ら自体がリリースされて(生まれて)いなかったから。そんな方たちといにしえの曲をやらせていただいたのは、感慨深かったですね」としみじみと語る。

ライブパフォーマンスする名古屋CLEAR'S

 「それが大事」は、これまで10回以上カバーされており、なかには宝塚歌劇団も。そんな楽曲の歴史があったことからも、立川自身は今回のコラボに関しても前向きだったようだ。ただ、名古屋CLEAR'Sと共にレコーディングをおこなうことになった際「この歌はこれまで何回も歌ってきたけど、このキーは初めて」と、キーの高さには若干戸惑った様子。

 この日は「掃除が大事」のPVとともに、立川が名古屋CLEAR'Sのメンバーと共に出演する「それが大事」のPVを公開。これを見た立川は「(これまでの『それが大事』とは)まったく別物で、彼女らのものとなって非常に良いなと思ったし、彼女ららしくまとまっていたのが、非常に良かったと思います」と、改めて完成した曲に満足な様子。

 さらにこの日は名古屋CLEAR'Sのライブパフォーマンスも披露され、初めてそのステージを見たという立川は「今風になっていたというか、まとまっていたというか。彼女らが踊りながら歌うというだけでもすごいですよね。素晴らしいです」と猛暑の中で奮闘するメンバーをねぎらいながら賞賛の言葉を掛ける。

 そんな言葉を受け、愛澤は「『それが大事』は歌い継がれている曲でもあるので、これからも歌い継がれるように大事に歌っていきたいと思います」と意気込んでいた。【取材・撮影=桂 伸也】

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