Leolaが6月18日に、HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3を皮切りに3カ月、全国24公演のツアー『Leola Live Tour 2019“HANGRY!?“』をスタートさせた。

Leola

 タイトルの「HANGRY」には、「夢に向かってHungryな自分」「夢にまだ届かずAngryな自分」との意味が込められているそうで、ツアーを通してアーティストとしてさらに成長しようというLeolaの意気込みが感じられる。ツアーでは、8月7日にリリースされる2ndフルアルバム『Things change but not all』から、多くの楽曲が披露された。

 ロングヘアーをばっさりと切ったショートヘアーでLeolaが登場すると、会場には驚きの歓声が起こる。「Let it fly」を始めとしたアップチューンのブロック、新曲「SUNNY DAY」を含めた夏を感じさせるブロックを経て、Leolaは2ndアルバムに込めた思いを語り始める。令和という新しい時代に突入した今、自分も変わらないといけないと焦っていた。考えた末に出した答えは、新しいことに挑戦しながら、芯として持っていたいものもあるという思い。ファンにアルバムタイトルに込めた思いを話すと、Leolaはそのぶれずに持っていたい曲の一つである「Puzzle」を、感情を乗せて歌唱した。

Leola

 アコースティックアレンジやツアータイトルの心情を色濃く伝えるカバー曲、夏曲カバーメドレーをパフォーマンスしたLeolaは、本編ラストを6月28日に配信リリースとなる、遠くまで走っていきたいという今の気持ちを閉じ込めた「Alright!」で締めくくった。

 アンコールに応えたLeolaは、デビュー曲「Rainbow」を含む数曲を披露。そして、「まだまだ遠くまで行きたい。みんなといろんな景色を見たり、もっともっと歌いたいっていつも思っているんですけど、今年に入ってから『歌を歌いたい』って思った最初の頃の気持ちを思い出す瞬間がいっぱいあって」と現在の心情を明かし、今ステージに立っていることを誇らないといけないと意識するようになったことを告げる。「その時の自分の気持ちと一緒に今、前に進もうと思っています。くじけそうになる時もありますが、みなさんが聴きたいと思ってくれる歌を歌っていきたいと思います。みなさんの光になれたら、それだけで幸せだなと思います」と気持ちを伝えた。

 ツアーは、6月22日、Leolaの地元・熊本、7月、8月の東京公演を経て、9月7日の沖縄にてファイナルを迎える。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)