3日夜にフジテレビ系で放送された『FNS歌謡祭』の関東地区での平均視聴率が15.4%だったことがビデオリサーチの調べで分かった。視聴率では2002年以降最低の記録となったが、その一方でツイッターでの拡散数では好調な数値をマークしたようだ。

 Twitter Music Japanによれば、放送開始1時間前から終了30分後の間に「FNS歌謡祭」というワードでツイートされた数は270万件だった。

 Twitter Japanが今年発表した過去のデータと比較すると、11月8日に行われたJリーグナビスコ杯決勝戦は16万ツイート、プロ野球日本シリーズ第5戦は97万ツイート、そして、フジテレビ系「笑っていいとも!」の最終回を惜しむツイートは140万、高校野球夏の甲子園大会は485万ツイート、サッカーW杯ブラジル大会の日本対コロンビア戦は444万ツイート。

 これらの数字をみてもツイッター上では話題になっていたことが伺える。

 また、Twitter Music Japanは、FNS歌謡祭で話題になった出演アーティストを発表した。前記の時間帯に最もツイートされたアーティストをランキングしたもので、1位は嵐、2位は近藤真彦、3位はKis-My-Ft2、4位はEXILE、5位はTOKIOと、ジャニーズ勢が占めた。

 同番組では、近藤真彦のデビュー35周年記念してジャニーズ事務所のアーティスト15組総勢71人という豪華な布陣を敷いて名曲およびコラボレーションメドレーを披露し話題を集めていた。

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