関ジャニ∞

 関ジャニ∞の44枚目シングル「Re:LIVE」が8月19日にリリースされた。彼らのファンである“Eighter”との「絆」や「繋がり」をテーマに制作。1番の歌詞は関ジャニ∞が、2番の歌詞はファンから募った約4万通の言葉から作られており、「Eight×Eighter」共作の一枚となっている。また、「大阪から日本を元気に」というコンセプトを基に立ち上げられた『がんばろう日本!We are OSAKAプロジェクト』のテーマ曲にも決定している。ここでは、楽曲や取り組みから感じる彼らの想いや、ファンとの強い絆を紐解いていく。まずは、「シングルの特典映像として規格外の長尺」と話題になっている特典映像に迫る。

 【写真】仲の良さが滲み出ている関ジャニ∞

 元々関ジャニ∞は、常にファンのことを考え、すぐに行動に起こすグループだという印象が強い。例えば昨年、元メンバーの錦戸亮が脱退を発表した直後に、12年ぶりの47都道府県ツアー『UPDATE』の開催を発表。それぞれが多忙の中、47都道府県を36日間で回るという過酷なスケジュールが組まれ、『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)では、和歌山公演を終えた直後に兵庫の会場までヘリコプターで移動をするなど驚きの舞台裏が明かされていた。

 だが、たとえ超過密スケジュールだとしても、ファンを安心させようといち早く全国へ足を運ぶ。「Re:LIVE」の特典映像にも、そんな彼らの愛がたくさん込められている。

 彼らは、前述の47都道府県ツアー『UPDATE』が新型コロナウイルス禍で現在中断を余儀なくされていることを受け、「みんなが一緒にRe:LIVEする方法は何かを考え、今回、20/47の旅の途中ではありますが、 その模様や道中を特典映像として収録し【Re:8EST Project】で皆さんに最新の関ジャニ∞ をお届けすることに決めました」と発表した。

 そして、「Re:LIVE」期間限定盤Aには、同ツアーのドキュメント映像を3時間25分の超長尺で収録し、期間限定盤Bにも、愛媛公演と高知公演の映像を合計3時間6分収録。どちらもBlu-rayで、シングル曲の特典映像としては超異例の長さだ。どんな時でもファンとの繋がり、そしてエンターテインメントを止めてはならないという彼らの強い想いが伝わってくる。

 関ジャニ∞は、新型コロナウイルスの影響で様々な活動がストップする中でも、ジャニーズ公式YouTubeチャンネルを通してエールを送ったり、LINEスタンプ『関ジャニ∞ スマイルアップスタンプ』を制作し、その売上を全額寄付するなど、「今できることは何か」を常に模索し、行動に起こしてきた。「Re:LIVE」の規格外の特典映像は、そんな人想いの彼らだからこそ、思い浮かんだアイデアなのかもしれない。

 今回は、「Re:LIVE」の特典映像に着目し、彼らの温かさを読み解いた。次回は、ファンとの共作である楽曲の歌詞から浮かび上がる絆に着目していきたい。【かなぴす】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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