INTERVIEW

間島和奏

ラストインタビュー「ラストアイドルは私の人生でした」


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:22年05月12日

読了時間:約4分

 5月末を持ってその活動を終えるラストアイドル。小媒体ではデビュー当時からインタビューを行い、その歩みを記録し続けてきた。コロナ禍という未曽有の事態に思うような活動も行えないなかでの今回の決定はまさに道半ば。しかし笑顔で取材に応じるメンバー。その表情からは無念さがにじみ出る。4月27日に発売された『ラストアルバム』は彼女たちにとって最初で最後のアルバム。収録曲を通して歴史を辿りつつ、「僕たちは空を見る」「青春continues」などの新曲で彼女たちの未来を青く描く。今回は阿部菜々実、安田愛里、鈴木遥夏のLaLuce、Someday Somewhereの間島和奏、そしてシュークリームロケッツの小澤愛実に一問一答形式で動画インタビューを実施した。第4弾は間島和奏。

――今の心境は?

 実感はなかったんですけど、ちょっとずつ恐怖が襲ってきています。みんなよりも活動終了を受け入れられてたんですけど、今後ラストアイドルという大きな守ってくれてたおうちがなくなってしまうんだなっていうことへの恐怖がどんどん身に染みています。

――活動のなかでの「喜怒哀楽」。まずは喜んだこと、嬉しかったこと。

 やっぱりミュージックビデオを撮ってる時と「ミュージックステーション」に出てた時です。

――「喜怒哀楽」。怒りや悔しさ。

 「なんで売れないんだ!」って思いました(笑)

――「喜怒哀楽」。悲しかったこと。

 悲しいっていうか、つらかったことなんですけど、最初の方のバトルは悲しい気持ちが多かったなって思います。

――「喜怒哀楽」。楽しかったこと。

 『がっこうぐらし!』(映画)を撮っている中で、「好き好き―」(間島センター曲「好きで好きでしょうがない」)の制作をし、Abemaのバトル(プロデューサーバトル第2弾)で「いつどこ」(サムサムの曲「いつの日かどこかで」)を歌っていた、この芸能人期間。1日も休みがない感じがすごい大変だったけど、一番楽しかったかもしれないです。

間島和奏

――なかでも思い出深いこと。

 「好き好き―」のMVの撮影が過酷な1日で。前日まで「がっこうぐらし!」を撮って、夜、栃木から車で4人(阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央)で帰ってきて、朝、お日様も上がっていない時間にメイクを始め、その日に振り入れをし、MVを撮り、午後にはAbemaバトルをしたっていう、その激動の一日は凄かったなって思います。

――メンバー、卒業生、スタッフに贈りたい言葉。

 達者でな!(笑)

――Someday Somewhere(サムサム)への思い。

 最近、振り返っていて、当時は他のユニットには20歳超えるメンバーが絶対一人はいて、シューロケは年の差が大きくて、(長月)翠ちゃんがお姉ちゃんみたいな感じで、妹のような2人(松本ももな、小澤愛実)という感じで、ほかのチームも20歳を超えるメンバーがいて、その人がリーダーになって先頭に立つみたいなことが多かったんですけど、サムサムのリーダーは私ってなったんですけど、その時まだ17歳とかで、まだ年上のメンバーもいたし、自分がリーダーだったことがなかったので、うまくリーダーとしてみんなのことをまとめあげれたのかなって、ちょっと不安が最近襲ってきてるんですけど…。でも私はサムサムに入れて良かったよ!

間島和奏

――「ラストアルバム」はどんなアルバム?

 新曲で「僕たちは空を見る」っていう全員曲が入ってるんですけど、一番振り付けが好きです。akane先生の振り付けなのかな?って思うぐらい、今までとは打って変わった振り付けでびっくりしたんですけど、それぞれの4年半で積み上げてきたスキルだったり、個性が出せる振り付けなので、ぜひ振りにも注目してほしいです。

――新曲「僕たちは空を見る」「青春continues」は?

 「青春continues」は、最後はアイドルのきゃぴきゃぴ系の粋が見られると思うので、楽しみにしてほしいなと思います。

――ラストアイドルの曲のなかでも特に思い入れのある曲は?

 やっぱり「大人サバイバー」は1つの転機だったなと思います。

間島和奏

――挑戦し続けてきたラストアイドル。間島さんにとっての挑戦とは?

 挑戦とはラストアイドルのことである。

――間島さんにとってラストアイドルとは

 私の人生でした。

――ラストの日をどう迎えたい?

 ラストの日、泣かないように頑張ります!

間島和奏

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