映画・ドラマ
横浜流星、「日本アカデミー賞」優秀助演男優賞に
『流浪の月』で
第46回日本アカデミー賞の各賞が23日に発表され、横浜流星が優秀助演男優賞を受賞した。
凪良ゆう氏の小説が原作の『流浪の月』は、10歳の時に誘拐事件の“被害女児”となり広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗と、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文の物語。
横浜流星は、事件から15年経った“現在”の更紗の恋人・亮を演じた。
亮は、“誘拐事件の元被害女児”という特殊な過去を抱える更紗を守ろうとするがゆえに、きつく束縛し、やがてその強すぎる愛情が支配、そして暴力へと変わっていく役どころ。
それまでの横浜流星は、硬派で正統、そして紳士的なパブリックイメージを持っていたがそれを覆し、激しさと脆さをあわせ持つ強烈なキャラクターを演じ切って見せた。
横浜流星は過去に「大きな挑戦ができたとても大事な作品」と語っている。その『流浪の月』での受賞となった。
なお、優秀助演男優賞は横浜流星ほか、柄本 佑(ハケンアニメ!)、窪田正孝(ある男)、坂口健太郎(ヘルドッグス)、目黒蓮(月の満ち欠け)が受賞した。